使った2人だからわかる違いを語る
ワクワクするiPhone 6 Plus、手になじむiPhone 6
ラビット iPhoneユーザーなら、iPhone 6 Plusを買ったほうが前と違うから楽しいかも……と思うときはありますよ。僕がいっぱいガジェットを持ってるかもしれないけど、「新しいものを買ったワクワク感」はiPhone 6 Plusの方があると思う。
じまP ただ、片手だけで使いたいならiPhone 6でしょう。iPhone 5sよりは大きいけど、なんとかなる範囲だと思う。「アスキースマホ総研」のお手伝いで山手線でネットワークの速度比較をしたんですが(関連記事)、iPhone 6は片手でほいほい扱えましたからね。
ラビット 仕事で両方触った上で、それぞれの違いを言うと、「新しいワクワク感」はiPhone 6 Plusにあるし、「手になじむ感」はiPhone 6の方が強い。
じまP サイズの違いは絶対的な差ですからね。性能的に見ると、2台って、そんなに差がないですし。画素密度とカメラの光学式手ブレ補正ぐらいか。
ラビット ただ、画素密度は、そんなに違いがわからないと思ったら、結構違うんですよ。iPhone 6 Plusは5.5型に1080×1920ドットをぎゅっと収めているので、ppiが401。対してiPhone 6のppiはiPhone 5sから据置きの326ppi。iPhone 6 Plusのほうが画素密度が高いんですよね。これは、iPhone 6を選んで後悔しているといってもいい。
じまP えー、そんなに違います?
ラビット 同じ壁紙を設定すると、若干ですけどドットが見えるんですよ、iPhone 6は。これは細かいことなんですが、気にしだすと本当に気になると思う。
じまP カメラの差でいうと、光学式手ブレ補正はすぐに実感できるレベルで効果的。意図的に手ブレさせようと思わないと、まず、ブレない。暗いところにも強くなったし、カメラを気にするならiPhone 6 Plusを選べば間違いない。iPhone 6が悪いというわけではないんですけどね。
ラビット iPhone 6 Plusの横画面表示はどうですか?
じまP これはね、人によって分かれると思います。使う人はめちゃくちゃ使うと思う。ただ、使い分けると手の中でクルクル回さないといけないから、あえて使わないという人もいるだろうと。好き好きでしょうね。
ラビット バッテリー容量の違いも大きいですね。連続待ち受け時間はiPhone 6 Plusは384時間、iPhone 6は250時間です。
じまP オーディオビジュアル用途に向きそう、新しさを感じられそうという感じで見ると、どうしてもiPhone 6 Plusに分があるような気がしますけどね。このあたりは生活環境にもよります。職場で充電が容易ならば、それほど気にする必要はないかもしれない。
(次ページでは、「デザインは結局ケースを付けるから気にしない?」)
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