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「iPhone 6」&「iOS 8」全力徹底特集! 第37回

持ち運んでチェック! iPhone 6 / iPhone 6 Plusフィールドベンチマーク

2014年10月15日 13時00分更新

文● 林佑樹(@necamax

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やはり“ド安定”の性能、800万画素の「iSightカメラ」

 両機ともiSightカメラは800万画素。iPhone 6 Plusは光学式手ぶれ補正を搭載しているぶん、暗所での撮影に強くなっている。差としてはその部分だけで、暗所以外で見るとiPhone 6iPhone 6 Plusは同じ路線だと判断していい。

 異なるのは、iPhone 6は暗所でISOを高めにしつつ、電子式手ぶれ補正で手ぶれを抑えている点。iPhone 6 PlusはISO500を上限として、シャッター速度を落としながらも光学式手ぶれ補正を活用といった動きをする。ファーストインプレッションで触れたように、いい加減な持ち方でもブレにくい。

 オートホワイトバランスについては、これまでと同様に見ているままになりやすく、あまり考えずにシャッターを切ってもOKという点もそのままだ。

iPhone 6で撮影した画像。手ぶれはおきにくくなっているが、ノイズが目立つ。街灯付近で特に顕著(サムネイル画像をクリックすると、2448×3264ドットの画像が表示されます)

iPhone 6 Plusのもの。iPhone 6と比べるとノイズが少ないと分かる。発色傾向は同じだが、ISOの動かし方が主に異なるため、暗所になるほど差が生じるといった印象(サムネイル画像をクリックすると、2448×3264ドットの画像が表示されます)

日中の場合、見分けが困難。左がiPhone 6、右がiPhone 6 Plusだ(サムネイル画像をクリックすると、3264×2448ドットの画像が表示されます)

「Focus Pixels」による高速な位相差検出方式フォーカシングにより、即座にピントが合う。基本的に画面の中心で合わせており、タップして指を離す瞬間にはフォーカスを終えている(サムネイル画像をクリックすると、3264×2448ドットの画像が表示されます)

ご飯写真用としての性能の高さは、シリーズ通して共通のまま(サムネイル画像をクリックすると、3264×2448ドットの画像が表示されます)

思いっきりは寄れないが、それなりに寄れるのもいい(サムネイル画像をクリックすると、3264×2448ドットの画像が表示されます)

オートホワイトバランスは、スマホの中ではトップクラスかつ秀逸。面倒の多いススキの色もしっかりとそれっぽい(サムネイル画像をクリックすると、3264×2448ドットの画像が表示されます)

パノラマはスイングする方式のままだが、解像度は高く、ちょっとお出かけしたときに重宝するだろう(サムネイル画像をクリックすると、13632×3074ドットの画像が表示されます)

顔検出は最大5人までとなり、さらに高速化を実現。まばたき検出と笑顔検出の性能も向上した(サムネイル画像をクリックすると、2448×3264ドットの画像が表示されます)

FaceTimeカメラは変化していない模様。iPhone 5sと同様のユニットと思われる(サムネイル画像をクリックすると、960×1280ドットの画像が表示されます)

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