レノボ・ジャパンは10月14日、PC市場で6四半期連続で世界首位となり、世界全体の市場シェアは過去最高となる20%に到達したと発表した。
これはIDCが10月8日に発表した調査結果によるもの。2014年第3四半期のPC出荷台数の報告によれば、レノボの世界全体のPC市場シェアは20パーセントとなり、第2四半期の19.4パーセントから上昇している。IDCの試算によるとPC出荷台数は1570万台以上。なお、前年同期からの成長率は11.2%だ。
一方で世界における出荷台数ベースの成長率は、前年同期比で1.7%の減少となったが、これはIDCが予測していた4.1%減少に比べて良好な結果であった。
今回の調査結果についてレノボの会長兼CEOのYang Yuanqing(ヤン・ヤンチン)氏は、「私たちが予想していたよりも早くこの目標にたどり着きました。他社が効果的なゲームプランを探している間に、私たちは自分たちのプランを実行してきました。その結果がすべてを語っています。(中略)成長を続けるPC+タブレット市場では第2位、世界全体のタブレット販売やx86サーバ事業では第3位です。さらに私たちはまもなく、世界全体のスマートフォン市場でも第3位になるでしょう」とコメントしている。