このページの本文へ

新iPadまで待てない! 

iOS8からも気軽に出せる複合機「Officejet 5740」

2014年10月15日 17時00分更新

文● 古馬久三

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

インクの話もしておきます

 印刷解像度は最大で4800×1200dpi(ただし条件あり)、スキャナーの光学解像度は1200×1200dpi。スキャンやプリント以外に本体単体でのコピーやファクス機能も備えている。インクも従来機種から変更。従来機種よりヘッド幅が1.5倍広い、新しいインクヘッド一体型カートリッジを使用している。これは印刷速度を向上させるため。印刷機能としては、一般的なA4用紙用のトレーに加えて、かつ給紙容量を125枚に増やし、さらにL判専用トレーも用意し、写真印刷時に紙の入れ替えをせずに済むようにもなっている。

インクは幅が1.5倍の新インクとなった。ブラックインクとCMYの3色が一体化した2種類のカートリッジがある。

 速度の改善はビジネス用途でたくさんの画像を印刷する場合にはうれしい改善点ではあるが、実利用を考えるとファーストプリントの速度が気になるところ。1枚目の印刷が完了するまえの速度を知るために、編集部で印刷をしてみたところ、iPadで撮影した写真画像を、無線LAN経由でA4カラー出力した場合で、印刷開始の指示から、印刷し終わるまでの時間が大体30秒弱という感じだった。もっとも写真は全体にインクを吹き付ける必要があるため、テキストのみの印字よりも時間がかかるほうだ。

一般的なA4用のトレーと写真印刷専用のL判トレーの2種類を持つ。写真と文書両方をという人には差し替える手間がなくていい。

A4スキャナー機能を持つ。ADFを活用したコピーやファクス機能にも対応しているので、SOHO的な活用にも便利だ。

USBなどの端子は円形の部分をぐるりと回すことで露出する。ギミックが面白い。

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中