レノボ・ジャパンは10月10日、YogaシリーズのノートPC・タブレット9製品を発表した。既報のYOGA 3 Proに加え、プロジェクター機能を搭載したハイエンドモデル「YOGA Tablet 2 Pro」などユニークな製品が登場している。
SIMフリーのLTEモデルも発表! 壁掛けも可能な「YOGA Tablet 2」
YOGA Tablet 2は、携帯性に優れる8型、より画面の大きな10型の2モデルを展開するタブレット。背面のグリップを掴むホールドモード、グリップで本体を立てるスタンドモードとチルトモードの3形態に加え、フックを用いた壁掛けに対応するハングモードを備えた「4in1タブレット」をうたう。
OSはAndroid 4.4。CPUはAtom Z3745(1.33GHz)、メモリーは2GB、ストレージは16GB。ディスプレーは8/10型WUXGA(1920×1200ドット)IPS液晶を採用する。バッテリー駆動時間は約18時間。
また、従来はAndroid OSモデルのみを販売してきたが、それぞれのサイズであらたにWindows 8.1 with Bing搭載モデル、LTEデータ通信に対応したモデルも販売する。Windows版ではメモリー容量が32GBにアップし、駆動時間が約15時間となるほか、Office Home and Business 2013が標準搭載されるとのこと。
本体サイズは8型モデルが約幅210×奥行149×高さ2.7~7mm、10型モデルが約幅255×183×高さ3~7.2mm。重量は8型Androidモデルが約419g、8型Windowsモデルが約426g、10型Androidモデルが約619g、10型Windowsモデルが629g。
カラーはAndroidモデルがプラチナ、Windowsモデルがエボニーの1色展開。Androidモデルは10月17日から販売し、価格は8インチが3万円前後、10インチが4万円前後。Windowsモデルは10インチが10月下旬、8インチが11月下旬から販売予定で、価格は8インチが4万円前後、10インチが6万円前後。LTEモデルについては販売時期、価格ともに未定としている。
プロジェクター機能搭載の「YOGA Tablet 2 Pro」
YOGA Tablet 2 Proは、YOGA Tablet 2のハイエンドモデル。ディスプレーが13.3型と大型化し、基本スペックもアップしているほか、本体グリップ部分にプロジェクター機能を内蔵する。特別な機材の必要がなく、家庭でのホームシアターや、小さな会議室でのプレゼンに活用できる。
また、JBL 2.1chサラウンド対応スピーカーとして、背面に5Wサブウーファー、前面に1.5Wステレオスピーカーを2基搭載。タブレットでありながら本格的なサウンドが楽しめるとしている。
OSはAndroid 4.4。CPUはAtom Z3745(1.33GHz)、メモリーは2GB、ストレージは32GB。ディスプレーは13.3型WQHD(2560×1440ドット)IPS液晶を採用する。バッテリー駆動時間は約15時間。
本体サイズは約幅333×223×3.6~12.6mm、重量は約950g。カラーはプラチナのみ。11月中旬から販売予定で、価格は6万5000円前後としている。