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決済システム、タクシー配車、音楽ストリーミングサービスなどなど

LINEのカンファレンスは新サービスの発表が満載

2014年10月09日 20時33分更新

文● コジマ/ASCII.jp編集部

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すべてのLINEユーザーが持てる「LINE@ ID」

 「LINE@ ID」は、すべてのLINEユーザーが持つことのできる、もう1つのLINEアカウント。家族や親しい友人・同僚とのプライベートなコミュニケーションでの利用を前提としている従来のLINEアカウントとは別に、様々なユーザーや顧客と広くコミュニケーションを取ることができるアカウントとして位置づけられる。

法人・個人を問わず誰でも取得することができ、複数のアカウントを所有することも可能だという

 アカウントは、法人・個人を問わず誰でも取得することができ、複数のアカウントを所有することも可能。ユーザーは、専用のLINE@アプリ(iPhone・Android対応予定)よりLINE@ アカウントを取得後、当該アプリを通じてフォロワーへの一括送信、1:1のトーク、ホーム/タイムラインへの情報発信などを行なえるようになる。

今までのLINEアカウントがオープンになるということではなく、別のアカウントを使うという点を強調

 1つのアカウントは、通常のLINEアカウントのように対話ができる。たとえば不動産屋なら、店舗がLINE@ IDを取得し、顧客に連絡することができる。顧客が気に入れば、個人間で行なうやり取りのようにLINE内で返事が可能になるわけだ。

 サービス公開は年内を予定しており、提供内容の詳細などについては、今後サービス開始時に改めて紹介されるとのこと。

商業施設内のナビに特化「LINE Maps for Indoor」

 「LINE Maps for Indoor」は、百貨店やショッピングセンターなどの商業施設内のナビゲーションに特化した地図アプリ。施設内で行きたいショップやレストランを指定すると、現在地から目的地までの最適なルートを地図で案内する。営業 時間や電話番号などの店舗情報も掲載し、施設内の店舗を調べたり、探したりする際にも利用できるとする。

行きたい店舗を検索し目的の場所を登録すれば、情報が出てくるだけでなく、建物“内”のルート検索も可能だそうだ

 サービス公開はAndroid限定で2014年秋頃を予定しており、リリース時点には渋谷ヒカリエや東京ミッドタウンなど東京近郊の約40施設の屋内地図が利用可能。日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語の5言語に対応し、海外から日本に来るインバウンド観光者などへのニーズにも広く対応するという。


(次ページでは、「音楽ストリーミングサービスも発表」)

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