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13型ノートが8万円台から!! - エントリー向け富士通「LIFEBOOK WU1/S」 (4/5)

2014年10月10日 11時00分更新

文● 高橋量

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ベンチマークで「LIFEBOOK WU1/S」チェック!
日常的な作業には十分な性能、軽めの3Dゲームも遊べる

 次に、「LIFEBOOK WU1/S」のベンチマーク結果を紹介する。テストに利用した試用機のスペックは以下のとおり。メモリーが8GBになっているが、どちらかというとエントリーユーザー向けの比較的安価な構成だ。なお、パーツ構成によってベンチマークの結果が異なる点にあらかじめご了承いただきたい。

試用機の主なスペック
CPU Celeron 2957U(1.4GHz)
メモリー 8GB
グラフィックス機能 Intel HD Graphics(CPU内蔵)
ストレージ 約500GB HDD
OS Windows 8.1 Update(64bit)

 Windows 8.1の快適さを表わす「Windowsシステム評価ツール」(WinSAT.exe)の結果(Windows エクスペリエンス インデックス)については以下のような結果となった。メモリーついては容量が大きいことからスコアが高めになっているが、そのほかは標準的な結果だ。CPUとストレージに安価な下位パーツを選択していることを考えれば妥当だろう。実際に使ってみたところではWindows 8.1はサクサク動き、ストレスを感じる場面はなかった。

試用機の「Windowsシステム評価ツール」の結果

試用機の「Windowsシステム評価ツール」の結果
CpuScore(プロセッサ) 5.7
MemoryScore(メモリ) 7.3
GraphicsScore(グラフィックス) 4.8
GamingScore(ゲーム用グラフィックス) 5
DiskScore(プライマリハードディスク) 5.9

ストレージのアクセス速度はまずまずの結果

 「CrystalDiskMark」で試用機に搭載されているストレージのアクセス速度を計測してみたところ、シーケンシャルリードで110.1MB/秒という結果だった。500GBのHDDとしてはまずまずの結果だ。

「CrystalDiskMark」によるストレージのアクセス速度計測結果

 より高速なSSDやSSDをキャッシュに使うハイブリッドHDDであればアクセス速度は向上するが、通常のHDDでも日常的な作業には問題な性能を備えていることが分かる。

CPUの処理能力を計測する「CINEBENCH」は
Celeron 2957Uなら妥当なところ

 CPUの処理能力を計測する「CINEBENCH」では、低めのスコアが出ている。2コア2スレッドのCeleron 2957Uであることを考えれば、妥当な結果だ。さらにマシンパワーを必要とするなら、CPUをCore i3-4005Uにしたり、Core i7も選択できる「LIFEBOOK WU1/M」を検討したほうがいい。

「CINEBENCH R11.5」ベンチマーク結果

比較的健闘している「PCMark 8」「PCMark 7」結果

 メールやネット、ビデオチャットなど、日常的な作業の処理能力を計測する「PCMark 8バージョン2」の「Home conventional 3.0」では「1634」という結果に。マシンの総合的な性能を計測する「PCMark 7」は「2030」だ。どちらも高いスコアというわけではないが、比較的健闘しているといえる。動画編集や3D制作など高いマシンパワーを要求する作業には向かないが、ネット閲覧や文書作成程度なら問題ない。

「PCMark 8バージョン2」の「Home conventional 3.0」ベンチマーク結果

「PCMark 7」ベンチマーク結果

「3DMark」、ゲーム系ベンチは予想よりも高め

 3D性能を計測する「3DMark」では、予想よりも高めの結果となった。DirectX 11相当の性能をテストする「Fire Strike」やDirectX 10相当の「Sky Driver」、「Cloud Gate」のスコアは低めではあるものの、DirectX 9相当の「Ice Storm」では「23616」と悪くない数値が出ている。Celeron 2957U内蔵のIntel HD Graphicsの3D性能は高くはないのだが、このスコアであれば解像度や画質を下げることで、ある程度遊べるようになるかもしれない。

「3DMark」ベンチマーク結果

 3Dゲーム系ベンチマークでも、それを裏付ける結果が出ている。まず「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」では解像度1280×720ドットの標準画質で、「2001」の「普通」という結果となった。問題なくプレーできるギリギリのレベルだが、もう少し解像度や画質を落とすことでよりサクサク動作する可能性はある。

 「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」では解像度1280×720ドットの標準画質で「2868」の「重い」という結果だったが、スコアが3000以上で「普通」へと評価が変わるため、画質を下げることで問題なくプレーできるはず。解像度や画質を上げるのは厳しいが、息抜きがてらのプレーなら十分アリというベンチマーク結果だ。

「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」ベンチマーク結果

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」ベンチマーク結果

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