ウェブモデルの魅力に迫ってみよう:
格好よさや高性能、軽量レッツはカスタマイズにもこだわれ!
2014年11月04日 11時00分更新
インテル® Core™ M プロセッサー
パナソニックのレッツノートシリーズといえば、「軽い」「頑丈」「バッテリーが長持ち」「高性能」という、4拍子揃ったノートPCとして、仕事でノートPCを持ち歩く機会の多いビジネスマンから絶大な人気を得ている製品だ。最新モデルの「レッツノート RZ4」はインテル® Core™ M プロセッサーを搭載し、従来機種より大きく軽量化。ノートPCに求められる高性能も妥協なく盛り込んでいる。
インテル® 製品搭載の2in1。PCのパフォーマンスとタブレットの楽しさをこの1台で。
インテル® Core™ M プロセッサー
パナソニックのレッツノートシリーズといえば、「軽い」「頑丈」「バッテリーが長持ち」「高性能」という、4拍子揃ったノートPCとして、仕事でノートPCを持ち歩く機会の多いビジネスマンから絶大な人気を得ている製品だ。最新モデルの「レッツノート RZ4」はインテル® Core™ M プロセッサーを搭載し、従来機種より大きく軽量化。ノートPCに求められる高性能も妥協なく盛り込んでいる。
インテル® 製品搭載の2in1。PCのパフォーマンスとタブレットの楽しさをこの1台で。
最終回では、レッツノートの魅力の一つである直販サイト「Panasonic Store」でのカスタマイズや手厚いサポートについて取り上げたい。
ハイスペックを求めるなら「パナソニック ストア」を狙え
第3回はちょっと趣向を変えて、レッツノートシリーズをどこで買うか、という話題から。レッツノートには、PCショップや大型家電店などでの店頭で販売されている店頭モデルと、直販サイト「パナソニック ストア」限定で販売されているウェブモデルの2種類がある。
ウェブモデルを選ぶのに最適な人とは?
例えば……
- 最高のスペックでレッツノートを磨き上げたい
- カラフルな天板で自己主張をしてみたい
- どこでも使えるLTE搭載モデルが欲しい
……など。
ウェブモデルは、店頭モデルよりも高速なCPUを搭載しているモデルや、大容量SSD搭載モデル、LTE対応モデルなど、よりハイスペックなモデルが中心となる。一般的な利用なら、店頭モデルでも十分なパフォーマンスを持っているが、より性能にこだわりたいプロフェッショナルや、LTE網を利用してどこからでもインターネットにアクセスしたいといったビジネスユーザーなら、ウェブモデルがお勧めだ。
色もいろいろ選べる、ウェブモデル
レッツノート RZ4のウェブモデルは、ボディカラーの違いを含めると、全部で10種類ものベースモデルが用意されている。ベースモデルは、CPUに店頭モデルと同じインテル® Core™ M-5Y10 プロセッサー(0.8GHz)を搭載した「ハイスペックモデル」と、より高速なインテル® Core™ M-5Y70 vPro™ プロセッサー(1.1GHz)を搭載した「プレミアムエディション」に分けられる。
ハイスペックモデルは、SSD容量も128GBのみだが、プレミアムエディションではSSD 256GBモデルとSSD 512GBモデルが用意されている。店頭モデルでは、上位モデルでもSSD容量は256GBなので、より大容量のストレージが必要な人は、プレミアムエディションの512GBモデルを選べばよいだろう。
Windows 7 Professionalの選択も可能なプレミアムエディション
OSを選択できることもウェブモデルの魅力だ。店頭モデルのOSは、下位モデルがWindows 8.1 Update、上位モデルがWindows 8.1 Pro Updateとなっているが、ウェブモデル限定のプレミアムエディションでは、標準がWindows 8.1 Pro Upadateだが、無料でWindows 7 Professional SP1へのダウングレードも可能だ。
カスタマイズでWindows 7 Professional SP1を選択することで、Windows 7 Professional SP1が導入された状態で出荷される。
業務アプリケーションによっては、Windows 8以降での動作を保証していないものもあるが、そうしたアプリを使う場合は、Windows 7 Professional SP1を選択できるプレミアムエディションがお勧めだ。なお、ウェブモデルでも、ハイスペックモデルのOSは、Windows 8.1 Updateのみで変更はできない。
箱から出してすぐに接続できるLTE回線バンドルモデル
3GやLTEといった携帯電話網に対応した無線WAN搭載モデルは、無線LANが利用できる場所(WiFiスポット)などを探さずとも、携帯電話網のサービスエリア内なら、どこからでもインターネットにアクセスできることが魅力だ。忙しいビジネスマンにとって、非常にありがたい機能だ。
レッツノート RZ4の店頭モデルでは、無線WANは搭載されていないが、ウェブモデルでは、NTTドコモのLTE網(Xi)に対応したLTEモデルを選択できる。LTEモデルは、ハイスペックモデルとプレミアムエディションのそれぞれに用意されているのも嬉しい。
LTEなどの無線WANは、利用するには携帯電話キャリアやMVNOなどと契約を結ぶ必要がある。一般的なLTEモデルではノートPCを購入後、オンラインサインアップなどの申し込み作業を行わないと、LTEを利用することはできない。
しかし、レッツノート RZ4では、神戸工場でSIMの装着や通信の接続設定などを全て済ませ、実際に通信テストを行い、回線開通までを確認した状態で出荷するLTE回線バンドルモデルが用意されている。
LTE回線バンドルモデルなら、箱から出してすぐに無線WANでの接続が可能なので、回線契約の手間が省ける。こうした回線契約済みの無線WAN対応モデルは、レッツノート RZ4の直販モデルが日本初となる。国内の神戸工場で生産している、レッツノートならではの心配りといえるだろう。
リーズナブルな料金でLTEを利用できるレッツノート専用特別プラン
LTE回線バンドルモデルでの回線契約は、パナソニックが提供するLTE通信サービス「Wonderlink」との契約となる。
Wonderlinkは、いわゆるMVNOであり、NTTドコモのLTE通信サービス「Xi」の無線ネットワークを利用する。つまり、エリアカバーに関しては、NTTドコモのXiと同じわけで、安心できる。LTEのサービスエリア外でも、3Gでの接続が可能なので、日本のほとんどの場所でインターネットへアクセスできる。
パナソニックが提供するLTE通信サービスWonderlinkでは、レッツノートのために専用特別プランが用意される予定。「レッツノート専用Wonderlink LTE A」と呼ばれるプランで、1ヵ月の通信量制限によって、エントリーコース、レギュラーコース、ウィークリー350コースの3コースが用意される。詳細はパナソニック ストアのウェブサイトなどで確認してほしい。
プリインストールソフトや天板カラーも選べる
パナソニック ストアから購入できるウェブモデルでは、プリインストールソフトも自由に選択することが可能である。追加できるプリインストールソフトは、「Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」や「ATOK 2014 for Windows [ベーシック]」「ファイナルパソコン引越し 11plus」「翻訳ピカイチ 2014」「トレンドマイクロウイルスバスタークラウド」といった、実用的なものばかりだ。
有償ではあるが、業務に必要なアプリケーションを選べば、インストールの手間が省ける。
さらに、天板カラーも自由に選べることもウェブモデルの魅力だ。ボディカラーはシルバーダイヤモンドとカッパーの2色から選べ、ボディカラーとしてシルバーダイヤモンドを選択した場合は、天板カラーをシルバーダイヤモンド、ハーモニックブルー、ジェットブラック、サンダーブルーから選択できる。また、ボディカラーをカッパーにした場合は、天板カラーをハーモニックブルー、ジェットブラック、サンダーブルーから選択できる。
さらに、プレミアムエディション限定の天板カラーとして、ライジングレッドも用意されている(ボディカラーがシルバーダイヤモンドでもカッパーでも選択可能)。自分の好きなカラーリングのマシンを手に入れられるのは、レッツノートのウェブモデルならではの楽しみだ。
手厚いサポートも魅力
プレミアムエディションだけの特別なサービスも
レッツノートシリーズは、サポート体制が充実していることでも定評がある。店頭モデルの保証は、一般的な1年保証だが、パナソニック ストアで購入したレッツノートは、すべての製品に無償で3年保証が付いてくるほか、オプションとして3年特別保証を付けることもできる。こちらは有償となるが、通常の3年保証ではカバーできない、水濡れや破損、火災などの偶発的な事故による損害もカバーされる。
また、プレミアムエディションには、限定の3年特別保証プレミアムサービスが用意されている。こちらは無償で、3年特別保証のサービスに加えて、レッツノートを盗難された場合も、累積限度額までの同等品交換用の費用が助成されるというものだ。累積限度額は、1年目が購入金額の100%まで、2年目が購入金額の70%まで、3年目が購入金額の50%までとなっている。こうした手厚いサポートが無償で受けられるというのは、非常にありがたい。まさに、プレミアムエディションならではのプレミアムなサービスといえる。
さらに、プレミアムエディションを購入した人は、自動的にレッツノートプレミアムメンバーに登録され、データ復旧サービスの費用の28571円(税抜)までの助成、メンバー限定あるいはメンバー優先のお得な情報の提供を受けられる。
愛機のクリーニングや点検が受けられる
レッツノート・クリニック
レッツノートシリーズは、堅牢で耐久性に優れたノートPCであるが、長期間使っているとやはり手の脂などの汚れがたまってくる。そんなときに嬉しいサービスが、レッツノート・クリニックである。
レッツノート・クリニックは、ユーザーのレッツノートを生産工場でもある神戸工場で預かり、外観の汚れや内部に溜まったホコリなどをしっかりクリーニングし、バッテリーやウイルス、SSD/HDDなどのチェック後、診断書を付けて返してくれるサービスだ。
レッツノート・クリニックは、量販店で買った店頭モデルは対象外であり、パナソニック ストアで購入したウェブモデルのみが対象になる。プレミアムエディション以外のレッツノートでは、購入してから1年後から2年後までの間に1回、3200円(税抜)で受けられ、プレミアムエディションでは、購入してから1年後から3年後までの間に1回、無償で受けられる。
また、追加料金を払えば、天板のカラーを好きなカラーに交換してくれるのだが、こちらもプレミアムエディションでは無償交換となる。
長期にわたって酷使し、天板に傷がついてしまったレッツノートでも、レッツノート・クリニックで、クリーニングとカラー天板交換サービスを受ければ、新品同様となる。筆者もレッツノート・クリニックでのカラー天板交換サービスを受けたことがあるが、愛機が見違えるように綺麗になり、天板の色も変わったことで、また新鮮な感覚で使うことができた。
レッツノート・クリニックも、国内の神戸工場で製造しているパナソニックだからこそできるサービスであり、他社ではきいたことがない。こうした充実したサポート、サービスが提供されているレッツノートは、長期にわたって安心して使い続けることができる製品であり、業務でノートPCを使うビジネスユーザーにとって重要な要素である、安心感をもたらしてくれる。
特に、プレミアムエディションには、さまざまなプレミアムサービスが付いてくるので、一見、価格がやや高いように思えるが、そうしたサービスのコストを考慮に入れれば、十分リーズナブルといえる。ハイスペックなマシンを長期間使い続けたいという人には、プレミアムエディションをお勧めしたい。
Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Core、Core Inside、Intel vPro、vPro Inside、Ultrabookは、アメリカ合衆国および/またはその他の国における Intel Corporation の商標です。
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