「スマートコマンダー」で自宅へ帰るも一発で

新「楽ナビ」はドライブシーンに合わせ5つの操作方法がある！

写真は「AVIC-RW09」

　パイオニアは10月8日、カーナビ「楽ナビ」シリーズのニューモデル「AVIC-RL09」ほか9機種を発表した。発売は11月上旬から。

　楽ナビ新シリーズは、ドライブ中でも小型リモコン「スマートコマンダー」での操作が可能となる。スマートコマンダーの中央に大きなスティック型のボタンが付いており、押したり傾けたりすることでマップのスクロールや「自宅へ帰る」などの簡単な操作ができる。スマートコマンダーとナビ本体はワイヤレスとなっており、赤外線経由で通信する。

　ナビとAV操作の切り替えもでき、AV操作ではボリュームのアップダウンや早送り／戻しが可能。さらにスティックボタン下の1／2ボタンで、ユーザーが好みの設定を割り当てられる。

スマートコマンダーは手のひらサイズ。同梱の取り付けホルダーで、ドライバーが使いやすい位置に固定もできる

指で触っている部分を回すとボリュームアップ／ダウン

右側にはナビとAVの切り替えスイッチが

スマートコマンダーの1／2ボタンの割り当てができる「カスタムダイレクト」

　そのほか、ナビ本体のタッチパネル操作やオンライン音声検索、純正ステアリングリモコン、本体に付いているボタン操作などが可能。ドライブシーンに合わせた操作ができる「インテグラルスマートインターフェース」を実現したという。

　なお、2012年発表の楽ナビに対応していたエアージェスチャーも設定で使えるようになる。だが、基本的にはスマートコマンダーがエアージェスチャー代わりの機能だという。

　スマートコマンダーは、新たに登場した8V型VGAモニターのAVIC-RL09、200mmワイドの7V型「AVIC-RW09」、2Dメインユニットの7V型「AVIC-RZ09」の3モデルに付属する。そのほか6モデルにも対応しており、別売りのスマートコマンダーで対応できる。

エアージェスチャーを設定する「お出かけランチャー」と「チェックウィンドウ」

8V型のAVIC-RL09

発表に合わせてユーザーイベントも開催。ユーザーは写真のデモ走行機に乗ったり、新機能の説明を熱心に聞いたりしていた。カロッツェリアとしては単独のユーザーイベントは今回が初だそうだ

　全モデルと価格は以下の通り。なお、価格はオープンで、下記は店頭想定売価となっている。

ラインナップ
型番	AVIC-RL09	AVIC-RW09	AVIC-RW03	AVIC-RZ09
商品名	8V型VGA 地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/ SD/チューナー・DSP AV一体型メモリーナビゲーション	7V型ワイドVGA 地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/ SD/チューナー・DSP AV一体型メモリーナビゲーション	7V型ワイドVGA ワンセグTV/DVD-V/CD/SD/ チューナー・DSP AV一体型メモリーナビゲーション	7V型ワイドVGA 地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/ SD/チューナー・DSP AV一体型メモリーナビゲーション
タイプ	ラージサイズ メインユニットタイプ	200mmワイドメインユニットタイプ		2D（180 mm）メインユニットタイプ
想定価格	13万6000円	11万2000円	6万2800円	10万8000円
発売時期	11月上旬

ラインナップ
型番	AVIC-RZ07	AVIC-RZ06	AVIC-RZ05	AVIC-RZ03	AVIC-MRZ02II
商品名	7V型ワイドVGA 地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/ SD/チューナー・DSP AV一体型メモリーナビゲーション	7V型ワイドVGA 地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/ SD/チューナー・DSP AV一体型メモリーナビゲーション	7V型ワイドVGA ワンセグTV/DVD-V/CD/Bluetooth/ SD/チューナー・DSP AV一体型メモリーナビゲーション	7V型ワイドVGA ワンセグTV/DVD-V/CD/SD/ チューナー・DSP AV一体型メモリーナビゲーション	7V型ワイドVGA ワンセグTV/CD/SD/ チューナー・ AV一体型メモリーナビゲーション
タイプ	2D（180 mm）メインユニットタイプ
想定価格	10万3000円	9万8800円	7万5200円	5万9800円	5万4800円
発売時期	11月上旬				12月

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