サムスン電子ジャパンは、8日に「GALAXY WORLD TOUR 2014 TOKYO」を都内で開催。GALAXY Noteのプレミアムモデル「GALAXY Note Edge」をはじめとする、同社の新製品の魅力をアピールした。
側面までディスプレーのGALAXY Note Edgeは
文句なく美しく、そして新しいデザイン
まず紹介されたのが、GALAXY Note Edgeを世界で最初に発売するのが日本であるという話題(auから23日に発売)。デジタル機器市場で世界をリードしてきた日本におけるヒットが、世界での足がかりになるとする。
GALAXY Note Edgeの魅力はやはりそのデザイン。WQHD解像度(1440×2560ドット)の5.4型有機ELディスプレーに加えて、右側面部に+0.2型分(160ドット)のエッジスクリーンを搭載する。この右側面部は曲面ガラスで覆われており、とにかくその美しさが印象的だ。
このエッジスクリーンはただの飾りではなく、新しいUIも実現している。たとえばホームUI表示時はアプリケーションのランチャー、カメラアプリ利用時はシャッターボタンが表示される。さらにTwitterの話題のキーワードや天気アプリなども標準で用意。さらに、Smasung Apps経由での追加も可能だ。
機能・性能面では、サムスン電子のフラグシップ「GALAXY Note 4」を基本的にそのまま受け継いでいる。CPUは2.7GHz動作のSnapdragon 805+3GBメモリーと冬モデルで最強クラス。おなじみSペンもさらに書き味を増している。プレゼン内でも紹介されたのが、ボイスレコーダー機能。3つの内蔵マイクを利用し、8方向からの声を感知して、特定の声だけを抜き出したりと、ビジネスユーザーにはうれしい機能だ。
GALAXY S5 Activeのタフネスさもアピール
スマートウォッチやヘッドセットも
GALAXY Note Edgeはドコモとauの両キャリアからリリースされるが、ドコモから登場するのが「GALAXY S5 Active」。GALAXY S5の高性能をそのままに、タフネススマホ化したラグド系端末で、実際に床に落としても壊れないというデモが行なわれた。そんな頑丈さでも9.2mmという薄型ボディーで、普段使いも可能な1台だ。
アクセサリーではスマートウォッチの「Gear S」とBluetoothヘッドセット「Gear Circle」がそれぞれ発表(ドコモはGear Sのみ、auは両方をオプションで発売予定)。
Gear SはTizenベースで基本的にはGALAXYシリーズと連携して利用するが、単体での通話・通信機能も持つ3G版もあり(3G版はドコモからのみの発売)、音声通話も可能。アプリの追加でき、やはり単体で利用できるマップアプリも提供予定なので方向音痴の人には注目の端末になりそうだ。
Gear CircleはBluetooth接続の汎用のヘッドセット。左右のイヤホン部分が磁石でくっつき、ネックレスのように普段から着用が可能。着信があると、首に接する部分が振動して知らせてくれ、イヤホン部分を外すと、通話が可能という仕組みだ。
(次ページでは、「GALAXY Note Edgeの開発秘話など」)