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商用OSSとして開発の成果をフィードバック

ブロケード、OpenDaylightベースのSDNコントローラー提供

2014年10月08日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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10月7日、ブロケード コミュニケーションズ システムズ(以下、ブロケード)は、「Brocade Vyatta Controller」を発表した。6月のVyattaのプラットフォーム化に続き、いよいよ自身がコントローラーを提供し、SDN(Software-Defined Network)ビジネスの強化を推進する。

役割はネットワークとビジネスプロセスを結びつけること

 Brocade Vyatta Controllerは、オープンソースのSDNコントローラーであるOpenDaylightの最新版「Helium」をベースとした商用のSDNコントローラー。スイッチやルーター、ファイアウォール、VPN、ロードバランサーなどで構成された物理・仮想ネットワークをSDNコントローラーから一元的に制御できる。ブロケード製品のみならず、幅広いベンダーの製品に対応し、標準化されたAPIやプロトコル、モデリング言語により、従来ベンダーごとに異なっていたコントロールプレーンを論理的に一元化することが可能になるという。

新しいネットワークアーキテクチャを目指すBrocade Vyatta Controller

 Brocade Vyatta Controllerは、商用オープンソースソフトウェアとして提供されるブロケード版のOpenDaylightディストリビューションになる。すなわち、Brocade Vyattaの開発者が導入したコードは、OpenDaylightのコミュニティに継続的に還元され、OpenDaylight対応のアプリケーションに対して完全な移植性を実現するという。また、商用版ということで、導入イメージやロードマップ、サポート、ドキュメンテーション、サービスも提供される。

Brocade Vyatta Controllerは商用オープンソースとしての位置づける

 Brocade Vyatta Controllerの役割はネットワークとビジネスプロセスを結びつけることだという。ビッグデーターやセキュリティ、障害・災害対策、サービスやトラフィック管理、WAN最適化などさまざまなユースケースが考えられる。OpenFlow 1.0/1.3を用いて、GUIのネットワークトポロジからドラッグ&ドロップでフローを変更できる「パス・エクスプローラ」の例を紹介した。

ドラッグ&ドロップでフローを変更できる「パス・エクスプローラ」

 パス・エクスプローラは、SDNアプリケーションとしてBrocade Vyatta Controllerとともに提供され、2015年にはサイズの大きいエレファントフローを管理する「ボルメトリック・トラフィック管理アプリケーション」の提供も開始されるという。

 Brocade Vyatta Controllerの出荷は2014年11月を予定。日本での価格や販売体制は2015年上期をめどに発表予定となっている。

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