ロサンゼルスで開催のAdobe MAX 2014で展示
VAIO、新開発のタブレットPC試作機を公開
VAIOがタブレットPCの試作機を公開した。10月4〜8日、米ロサンゼルスで開催のAdobe MAX 2014に出展している。主な使用はCore H プロセッサーラインのQuad-Core プロセッサー、Iris Pro(CPU内蔵)、12.3型(2560×1704ドット/Adobe RGBカバー率 95%)、USB 3.0端子x2、HDMI出力端子×1、Mini Display Port×1、ヘッドホン出力(ステレオミニ端子)×1、1000BASE-T対応、SDXCカードスロット×1など。
主にイラストレーターやグラフィックデザイナー、フォトグラファーなどクリエイターに向けられた製品。プロトタイプながら操作できる状態で出展している。「完成してから見せるのでは、遅い。開発段階で公開し、さらにクリエイターと共に研ぎ澄ませて製品にする(VAIOサイトより抜粋)」という理念により、出展を決めたという。
VAIOのサイトでは「PCと紙のノートを両方持ち歩いて使い分けている人を見て、何で?と思ったのが始まりでした」など、企画/商品プロデューサーの伊藤好文氏のコメントとともに製品のコンセプトが紹介されている。
VAIOは、米Adobeが10月4〜8日に米ロサンゼルスで開催するクリエイター向けイベント「Adobe MAX 2014」のスポンサーになっている。
2014年9月17日時点でも、Adobe MAX 2014のサイトでVAIOの項目をクリックすると、「VAIO Corporation (Formerly Sony VAIO Computer Division) will showcase a prototype tablet PC designed by and designed for creative professionals. 」(VAIOはクリエイターによるクリエイターのためのタブレットPCの試作機を展示する予定です)と表示されていた。