このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

本体のスタイルを考慮し、インターフェースは最小限のシンプル構成

360度回転「dynabook P75」は十分な基本性能で15.6型をフルに活かす!

2014年10月24日 09時00分更新

文● エースラッシュ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

十分に高い基本性能

 試用機は、直販サイト「東芝ダイレクト」で販売しているウェブオリジナルモデル「dynabook P75/W8M」だ。店頭販売されるカタログモデルよりも上位の構成となっており、CPUはCore i7-4510U(2.0GHz)を採用し、8GBメモリーと1TB HDDを組み合わせている。グラフィックス機能はCPU内蔵のインテル HD グラフィックス4400だ。この構成での性能を、ベンチマークで評価してみよう。

 まずは、Windowsの快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」の項目に合わせて、評価プログラム「WinSAT」の実行結果を紹介しよう。「CPU」の値は「7.4」、「メモリ」の値は「7.4」、「グラフィックス」の値は「5.1」、「ゲーム用グラフィックス」の値は「5.3」、「プライマリハードディスク」の値は「5.9」となった。

 基本性能は十分だが、グラフィックス処理能力はそれほど高くない、という結果だ。この傾向はPCの総合的な力を見る「PCMARK 8」と、3D処理性能を見る「3DMARK」の結果からも読み取れる。グラフィックス機能がインテルHDグラフィックス4400であることを考えると、妥当なところだろう。

PCの総合的な力を見る「PCMARK 8」

3D処理性能を見る「3DMARK」

 バッテリーについては「BBench」を、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で実施してみたところ3時間48分06秒使用できた。モバイルマシンではないのに、けっこうがんばってくれたという印象だ。省電力な設定にすればバッテリー駆動で会議やプレゼンテーションを乗り着るのは十分に可能だろう。

 実際に使った感触としても、キビキビと気持ち良く働いてくれた。ストレージがHDDであるため、SSD搭載機のようなレスポンスは得られないが、それでも十分に快適だった。「Toshiba Direct」には同じ構成でMicrosoft Office Home and Business 2013をプリインストールしたモデルもあるから、必要ならばこちらを選択してもよいだろう。

dynabook P75/W8Mの主なスペック
機種名 dynabook P75/W8M
CPU Core i7-4510U(2.0GHz)
GPU インテル HD グラフィックス
メモリー 8GB
ストレージ 1TB HDD
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット)
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0
インターフェース USB 3.0端子×3、HDMI端子×1、マイク入力/ヘッドフォン出力端子×1
カメラ 92万画素ウェブカメラ
センサー 電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサー
サイズ/重量 約幅382.0×奥行246.8×高さ19.0mm/2.3kg
OS Windows 8.1 Update(64bit)

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

東芝ダイレクト

インテルバナー