スマホからちゃちゃっと確定申告の準備！「YAYOI SMART CONNECT」で仕訳の手間を省く

2014年10月17日 11時00分更新

岸田元

福井さんが普段から仕事で使っているのはMacBook Airなので、Mac対応のサービスでないと利用できない

YAYOI SMART CONNECTは８月から連携を始めたばかり

　今年３月に行った確定申告は、やよいの白色申告オンラインで楽々と済ませることができた福井さん。その後もこまめにログインして自分の財務状況を確認しているため、YAYOI SMART CONNECTの存在自体も早々に認知していた。

　福井さんの取引銀行に対応していることを確かめて、さっそく使い始めたという。ただ、YAYOI SMART CONNECTを使うには外部サービスの「マネールック」か「Zaim」を経由する必要があり、Macを使っている福井さんはMac対応のZaimで連携している。

「YAYOI SMART CONNECTを使い始めたのは８月中旬くらいです。最初はマネールックとZaimの違いもわからなかったんですけど、ZaimのほうがMac対応だったのでそちらを使っています。登録自体は難しくなくて、スムーズに連携できました。いま仕事ではクレジットカードや電子マネーを使っていなくて、銀行取引だけを自動取り込みにしています。クレジットカードで引き落としが１～２か月ずれていくのが、(お金の管理という面で)僕の中では少し嫌で。いまはクレジットカードでは払わないようにしてるんですよ」

　現在はお金の流れをしっかり把握したいという理由で、現金取引を中心にしている福井さんだが、ゆくゆくは仕事用のクレジットカードを用意して、取引データの自動取り込みを活用していきたい方針だ。

「現状では僕が銀行から自動で取り込んでいるデータ件数自体が少ないので、活用しているという実感はまだまだこれからですね。ただ、家のものを買うときのクレジットカードと、仕事用のクレジットカードをはっきりと使い分けるべきという境目には来ているので、クレジットカードを使う機会が増えていけば、すごく便利になるだろうな、という予感はしています」

　この先、YAYOI SMART CONNECTが提供するのは金融機関との連携にとどまらず、クラウドサービスで作成した請求書データ、小売・飲食店でのPOSデータなども扱えるようになる見通しだ。そうなると、福井さんが活用できるようになるサービスの範囲も広がっていくのではないだろうか。

「請求書のデータを簡単に取り込めるというのは、非常にうれしいですね。さらにプラスして、請求書を出したあとの回収時期の把握もできるような機能があれば便利ですよね。２ヵ月後に入金されるとか、そこまでわかって、アラートが鳴るような機能もあれば、ものすごくうれしいんじゃないですかね」

iPhoneやスマホから取引入力ができるのは本当に便利

bizNote for やよいの白色申告オンラインの入力画面

　YAYOI SMART CONNECTでは、スマホアプリから簡単に取引データを入力できるサービスも開始している。「bizNote for やよいの白色申告オンライン」というアプリで、iPhone版とAndroid版の２種類。普段はiPhoneを持ち歩いている福井さんも、iPhone版をフル活用している。

「このbizNoteのアプリは使いやすいので、気に入ってます。とくに家具の工房で作業中はパソコンを絶対に開きたくないので、そのときはiPhoneから入力するんですよね。収入と支出を入れるためだけに使っているので、僕のやりたいことがきっちりできるところが、ちょうどいいなと思ってますね。たとえば現金を使っても、その場で入力しないとすぐ忘れちゃうし、家でやろうと思ってても忘れちゃいますよね。ちゃちゃっと金額だけでも打っておけるというのは、非常に楽ですよね」

　10月16日には「やよいの青色申告オンライン」がサービスを開始したので、やよいの白色申告オンラインからの移行も簡単に行える。福井さんほどしっかりと取引データを入力している人なら、むしろ確定申告を青色申告にしてしまったほうがいいのでは？

「青色のほうが控除もお得だっていうのは、よく聞いています。やよいの白色申告オンラインからすぐに乗り換えられるんなら、私も使い始めたいですね。でも、その前に税務署に届け出をしないとダメなんですよね。青色にしてみたいとは考えています」

■関連サイト

（提供：弥生）

前へ 1 2 次へ

ツイートする

弥生トップへ