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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第101回

LTEが使えるタブ、AQUOS、MeMO、ThinkPadを比較する!

2014年10月06日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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タブレットの料金で考えると
ドコモのAQUOS PADが安い

 料金の比較では、端末代は税込、料金プランは税抜で計算。2年間のトータルコストを比べる。料金プランは今回は「2台持ち」を想定とした(同じキャリアのスマホやタブレットを持っていることが前提)。

 端末代は各社のオンラインストアを参考にし、割引やキャンペーンは多くの人が当てはまる場合に適用する。

  ドコモ
「AQUOS PAD
SH-06F」
au
「MeMO Pad 8
AST21」
「ThinkPad 10
for SoftBank」
新規契約
(一括/実質)
8万5320円/
2万520円
2万5920円/
0円
9万8160円/
4万2960円
機種変更
(一括/実質)
8万5320円/
1万152円
Web接続 spモード LTE NET ウェブ基本使用料
300円 300円 300円
基本使用料&パケット定額 データプラン(3ヵ月-1080円) LTEフラットfor Tab cp(スマホセット割適用) スマ放題(法人タブレットプラン/2年)
1700円 3150円 1700円
その他 2台目プラス・シェアオプション 法人データシェア子回線
500円 500円
2年間トータルコスト 6万6912円(機種変更) 8万2800円 10万2960円

 ここはAQUOS PADの勝ち。通話なしのデータプランで2台目プラスでパケットはスマホとシェアをする、という想定なのでauの料金プランより有利となった。また、「お取り替えタブレット割」を機種変更時に適用、3ヵ月のあいだ1080円引きとなる「データプラン得得キャンペーン」も適用となり、2年で6万円台となった。ただし、通信量はスマホとシェアする形だ。

 続くのはauのMeMO Pad 8。こちらは端末代が安く、「MeMO Pad 8デビュー割」の1万800円割引を含んでいる。料金プランは複数選べるが、今回は「はじまる!データシェアキャンペーン」の場合を想定し、スマホセット割で毎月2850円引きとなる。これは11月末までは月7GBの通信量が利用でき、12月以降はタブレット分の2GBをプラスして、スマホと通信量をシェアする形になる。

 なお、「auスマートバリュー」が適用されないので、「ゼロスタート定額」(スマホセット割時に月7GBで月0~4743円)や通常のパケット定額を選ぶ人も多そうだ。

 ThinkPad 10は端末代は法人1人契約の一例。法人向けなので契約する人数や利用するサービスなどで変わる可能性がある。とはいえ端末代が高価なだけで、料金プラン自体は「法人タブレットプラン」により、2台以上を利用する法人ならデータシェアが可能。トータルコストで10万円を超えたが、端末代を除くとドコモに迫る安さ。あとは法人向けWindowsタブレットでLTE回線という点にどこまで価値を置くかだ。

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