カメラにレンズ2本、予備バッテリーに筆記用具
全部入れてもまだ出先で衝動買いできる!?
筆者がカメラかばんに求めていたものは、軽量で、開口部が大きく、片ショルダーがけで地面にすぐ置くことのできる安定した底面を持つデザインというのが基本だった。そんな条件にほぼピッタリだったのが今回、喜一澤で見つけたトートバッグだった。
内部は使い勝手のいいトートバッグのお手本のように、なんの仕切りもポケットもないシンプル過ぎる構造。あるのはただキャパシティのみだ。
筆者はカメラ店で売っているクッション性のある“インナーボックス”を1個使い、メインのカメラを収納。それと、レンズケースに収めた2本のレンズが入ればいい。
あとは、街の外歩き撮影には必須の、スマホやタブレットなどが、取り出しやすい位置に収納できて、思った時にストレスなく取り出せ、活用できればそれだけで最高だった。
実際に、筆者のデジタルカメラ(普段使いのレンズ付き)と交換レンズ2本、予備バッテリー1個、メモ用紙とペン、スナップ用のオートフォーカス・デジタルカメラ(予備オプション)をすべて収納してみたが、床面積の約半分を占めるインナーボックスの効果で、内部で収納物がゴロゴロすることもない。
予備のデジタルカメラも収納すると、片ショルダーでは重量的に多少キツイ感じもあるが、そういうシチュエーションは徒歩での移動時だけなので、便利さを評価してよしとした。
普段使いのデジタルカメラだけを持って出かけるのなら、キャパシティーは極めて余裕だ。出先で何かを衝動買いしても、バランスよくインナーボックスの下に収納することで十分対応できる。
ウェブに情報はないが
そのクオリティーは文句なし!
結局、喜一澤のウェブサイトを見ても、筆者の購入した底面が大きなスクエアなトートバッグの商品名は見当たらず、筆者は勝手に「喜一澤製の帆布トート」と呼ぶことにした。
今はもう誰かにあげてしまった30年ほど昔に買った一澤帆布製かばんには、「京都市東山知恩院上ル」と描かれた京都独特の表記があったが、喜一澤製の商品には見当たらない。
伝統的なブランドタグがなくても、喜一澤製の帆布かばんもその血筋を引く素晴らしいクオリティーの商品だ。
今回の衝動買い
アイテム:喜一澤(●一澤)製 帆布かばん(トートタイプ)
価格:喜一澤で1万円(税別)で購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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