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T教授の「戦略的衝動買い」 第302回

デジカメバック代わりに「喜一澤」製の“帆布かばん”を衝動買い!

2014年10月01日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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カメラにレンズ2本、予備バッテリーに筆記用具
全部入れてもまだ出先で衝動買いできる!?

男性でも楽々と片ショルダーにできる持ち手の長さは約53cm

男性でも楽々と片ショルダーにできる持ち手の長さは約53cm

 筆者がカメラかばんに求めていたものは、軽量で、開口部が大きく、片ショルダーがけで地面にすぐ置くことのできる安定した底面を持つデザインというのが基本だった。そんな条件にほぼピッタリだったのが今回、喜一澤で見つけたトートバッグだった。

「iPad mini」や「YOGA Tablet」程度なら収納できるポケットが左右両面にある

「iPad mini」や「YOGA Tablet」程度なら収納できるポケットが左右両面にある

 内部は使い勝手のいいトートバッグのお手本のように、なんの仕切りもポケットもないシンプル過ぎる構造。あるのはただキャパシティのみだ。

レンズと組み合わせると軽く1kgは越えてしまうデジタルライカだが帆布トートなら楽勝の強度だ

レンズと組み合わせると軽く1kgは越えてしまうデジタルライカだが、帆布トートなら楽勝の強度だ

トートバッグの底面は約30x25cmの角丸四角形だ

トートバッグの底面は約30x25cmの角丸四角形だ

かなり大きなものでも収納可能。来年の夏は果物屋さんで買ったスイカを入れてみたい

かなり大きなものでも収納可能。来年の夏は果物屋さんで買ったスイカを入れてみたい

最低限、筆者がトートに入れて持ち運びたいものは、カメラ本体と交換レンズ2個。カメラは移動時に大きな衝撃を避けるためにインナーボックスを使用

最低限、筆者がトートに入れて持ち運びたいものは、カメラ本体と交換レンズ2個。カメラは移動時に大きな衝撃を避けるためにインナーボックスを使用

 筆者はカメラ店で売っているクッション性のある“インナーボックス”を1個使い、メインのカメラを収納。それと、レンズケースに収めた2本のレンズが入ればいい。

 あとは、街の外歩き撮影には必須の、スマホやタブレットなどが、取り出しやすい位置に収納できて、思った時にストレスなく取り出せ、活用できればそれだけで最高だった。

iPad miniを入れたらこんな感じでまだまだ余裕だ。雑誌やメモ用紙や筆記具も入る

iPad miniを入れたらこんな感じでまだまだ余裕だ。雑誌やメモ用紙や筆記具も入る

実際に必要と思われるものを入れてみた。すべて上からほかの物に触れることなく目的のアイテムに確実にアクセス可能だ

実際に必要と思われるものを入れてみた。すべて上からほかの物に触れることなく目的のアイテムに確実にアクセス可能だ

実際に収納されていたものを取り出してみた。筆者には十分だ

実際に収納されていたものを取り出してみた。筆者には十分だ

 実際に、筆者のデジタルカメラ(普段使いのレンズ付き)と交換レンズ2本、予備バッテリー1個、メモ用紙とペン、スナップ用のオートフォーカス・デジタルカメラ(予備オプション)をすべて収納してみたが、床面積の約半分を占めるインナーボックスの効果で、内部で収納物がゴロゴロすることもない。

 予備のデジタルカメラも収納すると、片ショルダーでは重量的に多少キツイ感じもあるが、そういうシチュエーションは徒歩での移動時だけなので、便利さを評価してよしとした。

普段使いのカメラとレンズだけなら余裕綽々で、新たな買い物をしても大丈夫

普段使いのカメラとレンズだけなら余裕綽々で、新たな買い物をしても大丈夫

 普段使いのデジタルカメラだけを持って出かけるのなら、キャパシティーは極めて余裕だ。出先で何かを衝動買いしても、バランスよくインナーボックスの下に収納することで十分対応できる。

ウェブに情報はないが
そのクオリティーは文句なし!

普段使いのカメラだけなら、こんな風にセルフ・シュリンクして携帯しやすい形状になる。形状記憶帆布トートか!?

普段使いのカメラだけなら、こんな風にセルフ・シュリンクして携帯しやすい形状になる。形状記憶帆布トートか!?

 結局、喜一澤のウェブサイトを見ても、筆者の購入した底面が大きなスクエアなトートバッグの商品名は見当たらず、筆者は勝手に「喜一澤製の帆布トート」と呼ぶことにした。

 今はもう誰かにあげてしまった30年ほど昔に買った一澤帆布製かばんには、「京都市東山知恩院上ル」と描かれた京都独特の表記があったが、喜一澤製の商品には見当たらない。

 伝統的なブランドタグがなくても、喜一澤製の帆布かばんもその血筋を引く素晴らしいクオリティーの商品だ。

■関連サイト

T教授

今回の衝動買い

アイテム:喜一澤(●一澤)製 帆布かばん(トートタイプ)

価格:喜一澤で1万円(税別)で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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