リモコンがなくても声だけで操作可能
AX900はテレビに直接話すことで、各種操作が行なえる「ダイレクト音声操作」機能を搭載。テレビに向かって「マイクオン」と発言することでダイレクト音声操作モードとなり、特定の言葉(●●の番組を検索、など)を発することでテレビを操作できる。
従来はマイク内蔵リモコンに話しかける、という形だったが、AX900はテレビ本体にマイクを内蔵するので、リモコンも不要となる。
外出先でもネットワーク経由でテレビを楽しめる
AX900、AX700ともに外付けUSB HDDへの録画機能を搭載しており、コンテンツ保護規格の「SeeQVault」に対応。SeeQVault対応HDDの録画した番組を、ほかのSeeQVault対応機器で再生できる。
このほか、スマートフォンに専用アプリ「Panasonic Media Access」(iOS用、Android用は10月上旬リリース予定)を導入することで、放送中の番組や録画した番組を屋内(LAN内)および屋外(WAN)で視聴できる。
来年のテレビ市場は右肩上がりに伸びる!?
同社常務役員でコンシューマーマーケティングジャパン本部 本部長の中島幸男氏は、今後のテレビ需要について、買い替え需要が起こるため「来年は右肩上がり」に伸長すると予想。
その上で「(今後のテレビ需要を)けん引するのは4Kテレビ」であると語った。その理由として、ディスプレイサーチが2013年10月に発表した4Kテレビ出荷台数予測が、2014年第一四半期のレポートでは大幅に上方修正されていることを挙げ、「4K市場で攻勢をかける」と意気込みを見せた。
さらに、本製品の発売に合わせ「ビューティフルジャパン」プロジェクトによるテレビCMを放映することを発表。このプロジェクトは、2020年の東京オリンピックに向けて、全国の各都道府県でオリンピック出場を目指すジュニアアスリートたちをを4Kカメラで撮影。その映像をCMとして流すというもので、今後6年間にわたって全国のアスリートたちを訪ねていく。