「iPhone 6」＆「iOS 8」全力徹底特集！ 第35回

iPhone 6 Plus、文字入力が最高で最低なワケ

謎のプチフリーズ、なんとかなりませんかね……

　というわけでiPhone 6 Plusのキーボードは、カリーさんの手によくなじんでくれるワケですが、いくつか不満もあります。

　まず最強に最低なのが、文字の入力途中でまれにフリーズを起こすこと。入力は受け付けているのに、打った結果が画面に反映されずに数秒待たされるというアレです。この数秒が厄介で、書くテンポが阻害されてものすごく不快。それも長文入力だけでなく、Safariで検索しようとした短文でも突如起こるのでイライラします。

　実は「これでいつでもどこでも原稿が打てるぜ！」とApp Storeでテキストエディタをいろいろあさってインストールしましたが、いくつかのアプリで謎のフリーズに出くわすので一気に萎えてしまいました。iOS 8自体の問題と思われますが、もしかてカリーさんのiPhone 6 Plus固有の問題ですかね？

　そういえばiOS 8からシステムの日本語入力プログラムが変えられるようになった。じゃあ「ATOK for iOS」をインストールすれば……と試してみましたが、今度はのiPhone版がなんとQWERTYをサポートしていない（えー！）。iPadでは使えるんですけどね。

ATOK for iOSをiPhone 6 Plusで使うと、テンキーしか選べない……。iPadならQWERTYが出てくるのに

というわけでATOK Padを使っております

　結局、色々試したところ、以前から売っていた「ATOK Pad」を使えばフリーズも起こらず、QWERTYキーボードも使えることが判明したため、今はこのスタイルに落ち着いています。ぜひジャストシステムさんは、iPhone 6 Plusユーザーのためにも、iPhoneでもQWERTYを使えるようにアップデートをご検討いただければと思います。

　もうひとつ、iOS標準のキーボードで「、」や「。」が打ちにくいのもなかなか残念です。画面サイズ的に仕方ないのですが、左下の「123」キーを押してキーボードを切り替えないと「、」や「。」が打てない。入力後の変換候補ですかさず「、」や「。」が出ることもありますが、そうでないことも意外と多い。結局、「ｔｎ」で「、」、「ｍｒ」で「。」を出すように単語登録しました。

　とはいえ、ここで挙げたダメなところはソフトの問題で、特にフリーズについては、ソフトウェア・アップデートですぐに直ってくれる気がします。ハードウェアは、カリーさんの手と相性がよかったようにバッチリなので、ほかの方でも「このサイズがいいね」と共感してくれる人がいるはず。ぜひ店頭で触って試してみてほしいところです。

かなりいいので、ぜひ試してチョ！

　ちなみに、これだけ勧めておいてなんですが、カリーさんのメインiPhoneはまだiPhone 5sです（ええー！）。というのも移動中、iPhoneはケツポケに入れておいてすぐに取り出したい派なのですが、ネットでズボンのポケットにiPhone 6 Plusを入れたまま座ると本体が曲がってしまったという報告が上がっていて、なかなか乗り換えが踏み切れない。しばらく、電話や移動中の情報収集はiPhone 5s、アイデア出しや長文メールの返事はiPhone 6 Plus、動画を見る用途ではiPad miniという感じで使い分けていこうと思っています。

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