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電車通過中のガード下でもクリアな音声通話や音声認識が可能に

NTT、100dBの超騒音下でも音声認識可能なマイク技術を開発

2014年09月24日 18時35分更新

文● 行正和義

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 利用イメージ 

 日本電信電話(NTT)は9月24日、100dBの騒音下でも高品質な通話や音声認識を可能とする「小型インテリジェントマイク」を開発したと発表した。

 安価な汎用マイク素子2~3個を用いるもので、目的とする音声を高精度に推定して分離する音響信号処理を組み合わせることで、約100dBという工場内や電車通過中のガード下の超騒音環境下や高速道路を走行中の自動車内でも明瞭な通話や音声認識を可能とする。

複数マイクからの入力を信号処理することで空間的な指向性を持たせるほか、ノイズの時間変動を推測して雑音消去を行っている   

 この技術は、複数のマイクからの音響信号を処理することで指向性を持たせるビームフォーミング、目的の周波数帯以外を低減するスペクトルフィルタ処理を用いている。さらに、雑音には定常的な雑音やBGM、他者の話し声といった音には時間変動特性があることに着目し、変動を推測して雑音消去を行っている。

 汎用マイクを少数(2~3個)用いるのみなのでコスト的にも低く、目的となる音を劣化させることなく周辺雑音を1/1000まで低減できるため、様々なシーンで利用できるとしている。同技術はエヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジにより、ソフトウェアライブラリ「インテリジェント マイクライブラリ(仮称)」として2014年10月から販売する予定。

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