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「InfoReliance」の協力を通じて、SaaSソリューションとして提供

マカフィー、クラウド移行を支援するセキュリティーソリューション「HBSS」を米政府機関に提供

2014年09月24日 18時10分更新

文● 八尋/ASCII.jp編集部

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アマゾン ウェブサービスのクラウドを利用する連邦政府系顧客向けに、ホストベースでのセキュリティソリューション「Host-Based Security Solution(以下、HBSS)」の提供を開始

 マカフィーは9月22日、アマゾン ウェブサービスのクラウドを利用する連邦政府系顧客向けに、ホストベースでのセキュリティソリューション「Host-Based Security Solution(以下、HBSS)」を提供すると発表した。

 HBSSは、米国防総省全体で既に採用されているセキュリティーアーキテクチャーで、SaaSソリューションとして提供する。

 HBSSは、すでに米国防総省の500万以上のシステムに実装しており、ネットワークやシステムに対する脅威の検出や、監視、軽減を支援しているという。これにより、米国防総省や関連する情報機関は、既存のセキュリティ アーキテクチャの拡張、作戦任務用アプリケーションのクラウドへの移行、データのセキュリティのさらなる向上などが実現できるとしている。

 HBSSの提供についてマカフィーの連邦政府担当バイスプレジデント、ケン・カーツェン氏は、「米国防総省の各顧客は、かねてからクラウドへの移行を希望しており、私たちもその要望に耳を傾けていました。当社は、ネットワークとエンドポイントのサイバー セキュリティ テクノロジのポートフォリオに対して戦略的な投資を行うことでクラウドにも対応しており、AWSとの相互運用性も確保されます。HBSSのクラウド向けソリューションは米国防総省のシステムのセキュリティにとって非常に重要であり、私たちはこのソリューションで他社をリードしたいと考えていました」と述べている。

 なおHBSSは米国のみの販売で、日本での販売については未定。

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