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「LIFEBOOK AH」シリーズ徹底比較! 第3回

Celeron搭載モデルが意外と良いかも

パワーと価格、どっちで選ぶ? 「LIFEBOOK AH」ベーシックモデルのオススメはコレだ (4/4)

2014年10月10日 12時00分更新

文● 高橋量

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直販モデル「LIFEBOOK WA1/R」をベンチマーク

 続いて、「LIFEBOOK WA1/R」のベンチマーク結果を紹介しよう。テストに使った試用機のスペックは以下の表のとおり。いわゆる「最小構成」と呼ばれるもっとも安価な構成だ。

試用機の主なスペック
CPUCeleron 2950M(2.00GHz)
メモリー4GB
グラフィックス機能インテル HD グラフィックス(CPU内蔵)
ストレージ500GB HDD
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ

 Windows 8.1の快適さを検証するために「Windowsシステム評価ツール」を実行したところ、「CpuScore」が「6.4」、「MemoryScore」が「5.9」、「GraphicsScore」が「4.6」、「GamingScore」が「4.9」、「DiskScore」が「5.9」という結果だった。性能よりも値段の安さを優先した最小構成モデルではあるが、総合的なスコアは意外にも高い。メールやネット動画の視聴、文書作成には十分な性能だ。

「Windowsシステム評価ツール」の結果
CpuScore(プロセッサー)6.4
MemoryScore(メモリー)5.9
GraphicsScore(グラフィックス)4.6
GamingScore(ゲーム用グラフィックス)4.9
DiskScore(プライマリハードディスク)5.9

試用機の「Windowsシステム評価ツール」実行結果

 「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで100.7MB/秒という結果に。HDDあれば十分なスコアだ。「CINEBENCH」の結果は控えめだが、2コア2スレッドで性能を押さえられていることを考えれば妥当なスコアである。

「CrystalDiskMark」によるストレージのアクセス速度計測結果

「CINEBENCH R11.5」ベンチマーク結果

 「PCmark 8バージョン2」の「Home conventional3.0では「1956」、「PCMark 7」では「2213」というスコアに。総合的なスコアについては、「LIFEBOOK AH53/R」とそれほど変わらない結果が出ている。

「PCMark 8バージョン2」の「Home conventional 3.0」ベンチマーク結果

「PCMark 7」ベンチマーク結果

 「3DMark」の「Ice Storm」で「24071」という結果で、「LIFEBOOK AH53/R」の「57504」と比べると大きな差が出ている。だが「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」では「2266」の「普通」、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」では「3176」の「普通」というスコアで、「LIFEBOOK AH53/R」よりも高いスコアが出ている。3Dゲームをプレーするにはパワーが足りないかと思われたが、画質や解像度を調整すれば問題なくプレーできるようだ。

「3DMark」ベンチマーク結果

「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」の結果

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.00」の結果

 バッテリー性能についても「LIFEBOOK AH53/R」と同じテストをなったところ、開始から2時間55分とまったく同じ結果となった。

 今回は最も安価な最小構成を試用したのだが、思ったよりも優秀な結果が出たことには驚いた。このパフォーマンスのマシンが6万9981円(22%オフクーポン適用後、クーポンの内容は変更される場合がある)で手に入るのなら、十分検討に値する。

安心して使えるノートを安く入手したいなら「LIFEBOOK WA1/R」

 最後に、その他のサービスについて見てみよう。標準の保証サービスに関しては「LIFEBOOK AH53/R」が1年間のメーカー保証、「LIFEBOOK WA1/R」が3年間のメーカー保証(通常1年間+2年間の延長保証)となっている。料金の追加なしでサポート期間が延長される点で「LIFEBOOK WA1/R」のお得感は高い。また3年間のメーカー保証の代わりに、水こぼしや落下などによる故障にも対応できる「ワイド保証サービス(3年)」を選択可能だ。1万80円の追加料金が必要だが、マシンに不具合が起きても高額な修理費用を払わずに済むのは心強い。

 また「LIFEBOOK WA1/R」では、電話サポートが初回から有料となる「ミニマムサポート」を適用することで、キャンペーン価格の6万9981円(22%オフクーポン適用後、クーポンの内容は変更される場合がある)からさらに5000円割引される点もポイント。トラブルを自分で解決できるのであれば、ぜひ活用したい。

 十分実用的な性能でありながら、6万円台で購入できる「LIFEBOOK WA1/R」のコストパフォーマンスは非常に高い。国内メーカーのモデルということもあり、品質やサポート面でも安心できる。ネットや文書作成用のノートを探している人におすすめしたい。もう少しパワーが欲しい場合は、店頭モデルの「LIFEBOOK AH53/R」を選ぶのもアリだ。

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