Webオリジナルの13.3型ビジネスノート「dynabook R63」 第2回
Core i7-4510U、8GBメモリー、256GB SSDと贅沢な構成
有線LANやVGAを揃える、ビジネス向けWin7ノート「dynabook R63」
2014年10月10日 12時00分更新
東芝の直販サイト「東芝ダイレクト」だけで販売している、個人向けのビジネスノートPC「dynabook R63」。シンプルだが安っぽさのないデザインに、13.3型のフルHDディスプレーを搭載する。使いやすいキーボードとデュアルポイントを採用するなど使い勝手にも気配りされている。
前回は外観やキーボードを中心に紹介したが、今回はインターフェースに加え、実際の使い勝手やベンチマークによる性能評価を行なう。
「dynabook R63」の主なスペック | |
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CPU | Core i7-4510U(2.00GHz) |
メモリー | 8GB |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 4400 |
ディスプレー | 13.3型ワイド(1920×1080ドット) |
ストレージ | 256GB SSD |
光学式ドライブ | ー |
通信機能 | 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T、IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0 |
インターフェース | USB 3.0端子×3、HDMI端子、VGA端子 |
カードスロット | SDカードスロット |
本体サイズ/重量 | 幅316.0×奥行き227.0×高さ13.9-17.9mm/1.21kg |
バッテリー駆動時間 | 約13時間(JEITA 2.0) |
OS | Windows 7 Professional(64ビット) |
有線LANや2種の外部ディスプレー出力を装備
「dynabook R63」のインターフェースは、本体の左右に振り分けられている。本体左側面には電源コネクター、VGA端子、HDMI端子、USB 3.0端子×1、ヘッドフォン/マイクコンボジャックを配置。本体右側面には有線LAN端子、USB 3.0端子×2、SDカードスロットがある。
13.3型ディスプレー搭載モデルというサイズの制約もあり、充実のインターフェース群と呼べるほどの数があるわけではない。しかし、必要なものはしっかりと揃っている。
小型マシンでは省かれがちな有線LAN端子を搭載しているのは嬉しいポイントだ。また、外部ディスプレー出力が2種類用意されているため、大型ディスプレーへの接続やプロジェクターを利用しやすい。ビジネスモデルらしい配慮といえる。
本体手前側にはスピーカーだけが配置されており、ヒンジ側には通気口がある。通気口をこの位置へ持ってきたおかげで、利用中に温風が手にあたるようなことがなく快適だ。
底面にある端子は、別売のポート拡張ユニットに接続するためのものだ。据え置き利用時にインターフェースを増やしたい場合は入手しておくべきだろう。
(次ページ、「ビジネスの場でしっかりと活躍できる、高性能なマシン」に続く)