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最新パーツ性能チェック 第167回

「GeForce GTX 980/970」が誇る究極の性能とワットパフォーマンス

2014年09月19日 11時30分更新

文● 加藤 勝明

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予想通り最速をマークしたが
消費電力も驚異的に少ない

 まずは定番「3DMark」からチェックしよう。テストは描画の重い「Fire Strike」および「Fire Strike Extreme」を使用する。

3DMark (単位:score) better→

 CUDAコア数2880基のGTX780Tiに対し、2048基のGTX980では厳しいだろうと思っていたが、結果は良い意味でそれを裏切り、今回揃えたGeForce中でトップのスコアーを叩き出した。

 GTX780Tiに対しては16~17%しかスコアーが上回っていないため、GTX780Tiユーザーにとっては残念な結果かもしれない。ただGTX780以下のGPUを使っているなら、劇的なパフォーマンスアップが期待できる。

 ここでシステム全体の消費電力を「Watts Up? PRO」で計測し、各GPUのワットパフォーマンスも検証しておこう。計測のタイミングはシステム起動10分後および「Fire Strike」デモの同一シーンである。

消費電力(単位:W) ←better

 高性能GPUを求めるなら電気代は覚悟の上、というのがハイエンドGPU購入時の掟だったが、GTX980はその掟を葬り去った。高クロックな割にCUDAコアが少ないためか、GTX780Ti/780よりも圧倒的に省電力。

 ただしGTX680のTDPが195Wであるのに、実際の消費電力はGTX680よりやや上回っているので、公称TDP 165Wはあくまで“目安”と考えた方がよさそうだ(GTX680時代のTDP計測基準と今の基準が違う可能性も十分ある)。

 この高負荷時の消費ワット数をもとに、1ワットあたりのFire Strikeのスコアーを算出したのが下のグラフだ。

1Wあたりのスコアー比較(単位:Score) better→

 Kepler世代のGPUはいずれも28スコアー/W前後であるのに対し、第2世代MaxwellであるGTX980は42スコアー/Wと大幅に伸ばしている。第1世代MaxwellであるGTX750TiもKeplerに対し圧倒的なワットパフォーマンスを出していた(関連記事)が、今回のGTX980はよりワットパフォーマンスが改善された形になっている。

→次のページヘ続く (4Kでヌルヌルとゲームが動くか?

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