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au対抗だ! ソフトバンク、MNP時のキャンペーンを旧プランで可に

2014年09月18日 19時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ソフトバンクモバイルは、ソフトバンクに他キャリアからMNPに転入した際に利用できる「のりかえ下取りプログラム」の内容を一部変更した。

昨日発表のauの新キャンペーンに対抗
旧プランへのMNPでも旧端末の下取りが可能に

 「のりかえ下取りプログラム」はMNPでの転入時にそれまで使っていた旧端末を下取りし、決められた金額を通信料金への24ヵ月間の割引で還元するというもの。従来は新プラン「スマ放題」への契約時のみ利用できたが、これが旧プランへの契約でも可能になっている。

ソフトバンクにMNP時の旧端末の下取り価格
  iPhone 5 iPhone 5c iPhone 5s
16GBモデル 2万8080円相当 3万4560円相当 3万8880円相当
32GBモデル 3万240円相当 3万6720円相当 4万1040円相当
64GBモデル 3万2400円相当 4万3200円相当
iPhone 4S、iPhone 4、iPhone 3GS 2万4840円相当
Android、フィーチャーフォン 2万4840円相当(GALAXY S5/Xperia Z2/Xperia ZL2は4万3200円相当)

 また、これとは別にMNP転入時に「のりかえ割」と呼ばれるキャンペーンがあり、新プラン契約時はTポイント1万ポイントまたは基本使用料相当の月980円(税抜)×最大10ヵ月割引、旧プラン契約時は基本使用料相当の月934円(税抜)×最大24ヵ月割引、またはTポイント2万ポイントという特典が用意されていた。

 当初は「のりかえ下取りプログラム」「のりかえ割」の併用が不可だったが、今日18日の追加施策で併用も可能になっている。

 いずれも17日にauから発表されたキャンペーンで可能になっていた部分であり、auへの対抗策と考えるのが自然だろう。

家族間での分け合い時も通信量の翌月持ち越しが可に
ドコモの同等プランでの対応に対抗!

 このほかにも、ソフトバンク→ソフトバンクに機種変更時に旧機種を下取りする「タダで機種変更キャンペーン」も一部機種で金額が変更されている。

 10月31日まで適用される金額は、iPhone 5/5s/5cの場合は、通信料金から最大3万2400円割引(またはTポイント3万2400ポイント)、iPhone 3G/3GS/4/4Sの場合は最大2万4840円割引(またはTポイント2万4840ポイント)となっている。

 さらにもう1つ、データ定額の通信量のうち、余った分を翌月に持ち越せる「データくりこし」が、家族間で通信量を分け合う「家族データシェア」を利用している場合は従来は不可能だったのが、適用可能になった。こちらもドコモの同等プランで可能になったことに対抗したものと考えられる。



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