Webオリジナルの13.3型ビジネスノート「dynabook R63」 第1回
据え置きとモバイルの両方に
ビジネスの場にふさわしい、シンプルな13.3型ノート「dynabook R63」
2014年10月03日 08時00分更新
反射の少ないノングレアディスプレーを採用
「dynabook R63/W4M」のディスプレーは13.3型で、タッチには対応していない。表面に光沢のないノングレアタイプだから、反射や映り込みが少ない。グレアタイプと比べると色鮮やかさなどは劣りがちなノングレアタイプだが、「dynabook R63」の場合は赤い壁紙も鮮やかに表示されていた。
解像度は1920×1080ドットのフルHDだ。13.3型は小さな画面と感じられるかもしれないが、表示される情報量は十分。それでいてアイコンが小さすぎて使いづらいというようなこともなく、ほどよい感じだ。外部ディスプレー出力はHDMI出力の場合最大3840×2160ドット、RGB出力の場合は最大1920×1200ドットになる。
2種のポインティングデバイスを搭載したデュアルポイント
「dynabook R63/W4M」はアイソレーションタイプのキーボードを採用している。キーがわずかに横長の形で奥行き方向は少々狭くなっているが、横方向のキーピッチはしっかりと19mmを確保している。キーストロークも1.5mmあり、実際に入力しやすかった。
ポインティングデバイスはアキュポイントとタッチパッドの両方を搭載したデュアルポイントだ。アキュポイントはキーボード中央付近に青い突起があるもので、これを指先で操作する。この部分そのものが物理的に動く感触はないが、少し押せばすぐに反応してくれるから誰にでも扱いやすいだろう。文字入力が主体の作業なら、キーから手を放さずに操作できるアキュポイントが無駄なく動ける。
アキュポイントを使っている時のクリックボタンはタッチパッドの奥側に設置されており、タッチパッドそのものの手前側にもクリック機能が用意されているから、どちらのポインティングデバイスを選ぶかで使い分けられる。
ファンクションキーにはいろいろな機能が割り振られているが、F9にはタッチパッドのオンオフ機能が割り当てられている。簡単にオンオフできるから、アキュポイント派がタッチパッドをオフにしておくのも、使いたい時に復活させるのも簡単だ。
次回はインターフェースや、ベンチマークによる性能評価、実際の使い勝手などを紹介する。
