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北海道から世界へ挑戦するベンチャーになるためには

2014年09月17日 16時00分更新

ガチ鈴木大江戸スタートアップ

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 トーマツベンチャーサポート主催の「全国スタートアップディin北海道」が、2014年9月14日に開催された。地方からの起業と、東京のリスクマネーを地方へ送ることが目的のイベントで全国7会場を回っている。北海道の起業家、起業を目指す経営者や学生が集まっていた。パネルディスカッション“IPO企業家・著名ベンチャーキャピタリストが語る、成長ベンチャーを生み出す秘訣とは?”では、北海道だけでなく起業することのヒントが語られた。

全国スタートアップディin北海道

 7月に行なわれた第1回の大阪でも何度も強調されていたポイントだが、起業するのに場所は関係ないことが改めて語られた。道内から成長ベンチャーが生まれるために必要なことは、「道内ということを忘れてること」と東南アジアでも活動する、IMJ Investment Parthersの岡洋ジャパンオフィスマネージャー。起業家はシンガポールだから、インドネシアだからと言わず、グローバルで話すという。経済圏が比較的大きいので道内を意識してしまうが、世界を見て、どこでビジネスをするか考えるといいという。DRAPER NEXUS VENTURE PARTNERSの中垣徹二郎マネージングディレクターも、「日本で1番、北海道で1番にこだわらなくてもいい。日本で1番じゃなくても、世界で2番、3番でもいい。シリコンバレーは驚くほど田舎で、マウンテンビューのように北海道はなれるポテンシャルがある」と地理的条件は関係ないとする。ジャフコの渡辺正人北海道支社長は、「北海道は優しい人が多いので、貪欲にガリガリやったほうがいい」と積極性を鼓舞する。

 北海道の企業経営者であるムラタオフィスの村田氏も、過去に米国ベンチャーキャピタルにプレゼンをしている場で、「米国に来れるか?」と問われ、即座に「行く」と答える積極性を見せた。自身が学生の時は海外に出ることはなかったが、現在は海外へも進出する、外に出ていく具体的イメージを持つマインドは必要と話す。

 質疑応答では北海道の学生から「人材をテーマにしたビジネスを興味あるが、具体的なイメージを描けないので、どういう行動が必要か」という問いに、起業以外にも応用が効く情報活用の方法がパネラーから紹介された。それはとにかく単純に「ググれ」だ。「人材+○○。人材+□□と芋づる式に検索して調べていく、良い企業を見つけたらインターンでも何でも潜り込んでみればいい」と。中垣氏も続きて、「ネットでやりたいなら、一見ITの中で人材と関係ないようなキーワードを人材+△△でググってみる。まさにシリコンバレーでは、人材+ビッグデータですごいことをしているスタートアップがある」と紹介した。流行りのバズワードとともに、自分が追いかけているテーマを検索すれば、世の中の課題などが見えてくることがあるという。課題を解決することもスタートアップに大切なマインドのひとつとされていた。

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