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シニアの買い物、「自分で納得しないと買わない」が75%

2014年09月10日 01時47分更新

記事提供:通販通信

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図1 日本能率協会総合研究所は9月9日、50歳~79歳の夫婦2人暮らしのシニア600人を対象に「シニアの買い物意識とメディア接触に関する調査」を実施し、その結果を発表した。

 調査結果によると、商品を購入する際の行動や考えを聞いたところ、1位は「周りの人がどんなにすすめても、自分が商品の品質に納得しなければ買わない」(75.2%)だった。2010年と比較して「新商品が発売されても、買い慣れた既存商品を購入することが多い」(7.3ポイント増)、「一流品とは値段が高いものだ」(5.0ポイント増)が増加した。

 今後家庭で増えそうな(増やしたい)支出は、1位「旅行」(56.2%)、2位「医療サービス」(38.8%)、3位「趣味(旅行以外)」(36.5%)。10年度と比較してポイントが増加した支出は、1位「医薬品」(6.5ポイント増)、2位「医療サービス」(6.3ポイント増)、3位「光熱・水道」(4.0ポイント増)だった。

 1日あたりのメディア接触時間は、1位「テレビ番組・テレビCMを見る」 (174.1分)。10年と比較して増加した時間は「携帯電話でインターネットやメールを見る」(2.7分増加)のみ。全体的にメディア接触時間が減少しており、メディア離れが進んでいる様子が見られた。特にテレビは大きく接触時間が減少した。

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