キヤノン「IXY 130」室内で白熱灯での撮影
IXY 130のシーン選択の中には料理モードがないので、普通のプログラムオートとシーン自動認識のこだわりオートで撮り比べている。
白熱灯下でホワイトバランスの変化はないが、こだわりオートにしたほうが全体的に明るくなっている。特に暗部の補正が効いている。
キヤノン「IXY 130」自然光での撮影
こちらもわずかではあるが、こだわりオートのほうが明るい。またわずかに彩度が全体的に上がって、鮮やかになっている。
料理モードがなくてもカメラ側が似たような状況で認識し、いい感じに仕上がっているようだ。
結果としてはどれも大きな差はないが、料理モードがある場合には効果的な補正が掛かっているのは確かだ。
一番気になったのはホワイトバランスの合わせ方で、ニコンはオートホワイトバランスでもアンバー系は残して、ブルー系は補正する方向になっているようだ。
露出補正をちゃんとできて、色の調整を行なえるならニコンのP340がベストだが、ただシャッターを切るだけで撮りたい、というならソニーのWX350の料理モードがベストに近いだろう。
またIXY130では、カメラ側に料理用のモードがなくても、シーン認識をするようなモードがあれば効果的に撮影できる可能性が高いのは確認できた。
(次ページに続く、「本格的に料理をより美しく撮るならレンズ交換式+マクロレンズ 」)
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