ソニーのリアル7.1chシアターバーに低価格モデル「HT-ST5」が登場!
2014年09月08日 13時10分更新
文● ASCII.jp編集部
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「HT-ST5」のスピーカー(バー)部。足は取り外すことができる |
ソニーによると、現在テレビラック型を除くホームシアターシステムは、その7割がバータイプとなっているそうだ。
ただし、バータイプのシアターシステムは多くのメーカーでラインナップに“穴”があり、10万円以上のプレミアムモデルか、5万円以下のミドル~エントリーモデルから選ぶことになる。ソニーにしても、最上位モデルの「HT-ST7」(実売価格12万円前後)とその下のクラスの「HT-ST3」(同5万円前後)の価格差が7万円近くある。
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HT-ST5はバー本体とサブウーファーのセットだ |
この“5万円以上、10万円以下の高機能モデル”に位置する製品がソニーから発表された。10月31日発売予定の「HT-ST5」(予想実売価格8万円前後)だ。
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HT-ST5のスピーカーユニット。HT-ST7より若干小さくなっている | | DSPを搭載する基板 |
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チャンネルごとに独立したアンプ回路を搭載 | | バー(スピーカー)の電源基板 |
7つのスピーカーと外付けのサブウーファーによるリアル7.1ch駆動はHT-ST7と同じ。HT-ST7はメインスピーカーに65mmの磁性流体スピーカーユニットを採用するが、HT-ST5は60mmの(磁性流体ではない)スピーカーユニットを採用。合計出力はHT-ST7が450Wなのに対して、HT-ST5は380Wとなる。
ただし、ユニットが小型化した分、本体サイズ(スタンドなしの状態)も高さが約8cm、横幅が約5cm小さくなっており、より設置がしやすい。
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サブウーファーはHT-ST7と同じくワイヤレス接続となる |
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サブウーファーの電源とメイン基板 |
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2つのサラウンドモードを搭載。左はHT-ST7にも搭載されている「波面制御技術」のモードで、右は新たに搭載された音を回り込ませるモード |
HT-ST7と同じく、一列に並んだスピーカーで音の波をつくりだす「波面制御技術」により、広いスイートスポットを実現する。
加えてHT-ST5では新たに、中央のスイートスポットに音を回り込ませるサラウンドモードも搭載。スイートスポットが狭くなるので少人数で楽しむためのモードだが、その分音の迫力が増す。
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背面にHDMI入力や光デジタル音声入力、アナログ音声入力端子を装備。HDMI3(右)の上方には、テレビリモコンの信号をスルーする赤外線発光部がある |
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バー側面にNFC受信部を装備。スマホとのペアリングも簡単 |
HDMI入力は3系統を用意。4K/60p信号のパススルーにも対応する(ただしHDCP 2.2は非対応)。BluetoothとNFCに対応しており、スマートフォンの音楽もワイヤレスで再生できる。
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リモコンはスライド式のカバーで中央部にボタンが隠れている | | バーの上部には最小限のボタンを装備する |
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