下書きから始め、トータルで2時間ほどでイラスト完成
「LIFEBOOK TH90/P」の筆圧感知は、ちょっと強めに力を入れるくらいでちょうどいい感じ。ベジェレイヤーを使用してみたが、特に動作的に不備や重さは感じなかった。指による表示の拡大縮小時に若干の重たさを感じたが、十分に使えるレベル。
ただ、スタイラスペンの接触点と、実際に線が描かれる箇所に、ガラスの厚み分だろうか、多少のズレを感じた。画面上に表示されるポインターを見つつ描き進めるのがコツのようだ。
ある程度下書きができたら、ミリペンツールに変更。レイヤーを増やして下書きをなぞり、塗りつぶしツールで着色。ここで色を選ぶ際 に、カラーウィンドウが小さくて、細かい調整を行うのが難しかった。若干手間取ったものの、下書きから始めて、トータルで2時間ほどで完成。
筆者は普段、WACOMの液晶タブレットを使用しているが、「LIFEBOOK TH90/P」でそれとほぼ遜色ない使用感を得ることができた。もちろん描く人のタッチにもよるが、単なるメモに留まらない、イラストを描くツールとして十分に使えるだろう。
ブログやTwitterに載せるイラストはもちろん、LINEのクリエイターズスタンプなどに挑戦するのも楽しそうだ。
おまけマンガ「LIFEBOOK THと私」
主なスペック | |
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製品名 | LIFEBOOK WT1/P |
直販価格 | 14万8580円から(「富士通WEB MART」キャンペーン価格、2014年2月4日現在) |
CPU | Core i5-4200U(1.60GHz) |
メモリー | 4GB(4GB×1)/8GB(8GB×1) |
ディスプレー | 13.3型ワイド(2560x1440)タッチパネル式・ペン入力対応フルフラットファインパネル Wide Angle液晶 |
ストレージ | 約128GB SSD/約256GB SSD/約500GB ハイブリッドHDD |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n) |
インターフェース | USB3.0端子×2、HDMI端子×1、Bluetooth v4.0+HS準拠 |
カードスロット | ダイレクト・メモリースロット |
テレビ機能 | なし/外付けネットワークテレビチューナー |
スタイラス | 専用スタイラス(ワコム製・1024段階筆圧検知) |
本体サイズ/重量 | 約幅320.8×奥行き235×高さ17.1~19.3㎜/約1.59kg |
オフィスソフト | なし/Microsoft Office Home and Business 2013 |
OS | Windows 8.1(64Bit) |