Intel「Intel Club Extreme オーバークロック&ゲームイベント」
液体窒素モクモク! インテルがオーバークロックイベントを開催
2014年09月06日 20時00分更新
文● ASCII.jp編集部 北村
オーバークロックとゲームをテーマとしたインテル主催のイベント「Intel Club Extreme オーバークロック&ゲームイベント」がe-sports SQUAREで開催された。
インテル・オフィシャル・ファンクラブ 「Intel Club Extreme」のオフサイトイベントとして、e-sports SQUAREで開催された「Intel Club Extreme オーバークロック&ゲームイベント」
グラビアアイドルの今野杏南さんによる初めてのPC自作実演や、オーバークロックしたPCとしていないPCでのゲーム快適度比較、オーバークロッカーのduck氏によるDevil's Canyonこと「Core i7-4790K」の極冷オーバークロックデモが行なわれた。
Pentium20周年記念モデルの「Pentium G3258」を使用した自作に初挑戦するグラビアアイドルの今野杏南さん。週刊アスキー編集部のジサトラハッチ(写真左)の助言でパーツを組んでいくが、かなりおっかなびっくりの様子
「Pentium G3258」をオーバークロックしたPCと、していないPCでゲームの快適さを比較。ニコ生主として活躍するGODSGARDEN総師範のKSKさん(写真左)と、声優の青木志貴さんがFPSの「Wolfenstein: The New Order」を実際にプレイ。オーバークロックしたPCのほうがプレイが快適だったのは言うまでもない
オーバークロッカーのduck氏による「Core i7-4790K」の極冷オーバークロックデモ。それを週アスのジサトライッペイが解説
ステージに出演したゲストたちが液体窒素を注ぐお手伝い。冷気が出るたび歓声をあげていた
「Core i7-4790K」(定格4GHz)を6.6GHzまでオーバークロックすることに成功した
今度は「GeForce GTX 780 Ti」をコア1.8GHz、メモリー2000MHzにまでオーバークロック。3DMark FireStrikeのスコアーは7525だった
イベントステージでは、オーバークロックはあまり難しくないこと、そしてコストをかけずに性能を上げられる手段であることをアピールしていた。その道を極めたい人には、液体窒素を使用した世界規模の競技もあり、オーバークロックがパソコンを楽しむ1つの手段であることを広く伝えるイベント内容だと感じた。
以前はオーバークロックといえば、自己責任で行なうマニア向けの楽しみ方だったが、今やメーカーがオーバークロック方法をレクチャーする時代となった。「Pentium G3258」と「Core i7-4790K」は、どちらも倍率ロックが解除されたオーバークロックに適したCPUであり、BIOSやソフトの設定だけで行なえる。この手軽さが、新しい世代の人が自作PCに興味を持つきっかけになると期待したい。
会場には最新のCore i7を搭載したメーカーおよびショップ各社のPCが展示されていた(左からツクモ、ドスパラ、パソコン工房)
Core i7を搭載した最新PC。左がサイコム、右がマウスコンピューター