このページの本文へ

L3アップグレード対応、PoE+給電対応、PoE受電対応など幅広いラインアップ

一挙6製品!ネットギアがL3/L2+スイッチ新製品を投入

2013年12月05日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ネットギアジャパンは12月4日、L3およびL2+(プラス)フルマネージスイッチの新製品6機種をラインアップに追加した。また、一部従来製品の値下げも発表している。

今回追加された6製品。(上から)M4100-D12G、M4100-26G-POE、M4100-50G-POE+、M5300-28GF3、M5300-28G、M5300-52G

 M5300-52G/M5300-28Gは、10Gbpsアップリンク、スタック機能、L3アップグレード(ライセンス購入)に対応したフルギガビットのL2+エッジスイッチ。VLANやポートトランキング、SNMPといったL2機能をフルサポートしているのに加え、スタティックルーティング、VLAN間ルーティング、DHCPリレーなどもサポートしている。L3ライセンス購入により、将来的にL3機能をフルサポートさせることもできるため、初期導入コストを抑えることが可能。

 M5300-52Gは前面に10GBase-T/SFP+コンボ2ポートと1GbEを48ポートを、またM5300-28Gは10GBase-T/SFP+コンボ2ポート、1GbEを24ポートの構成。いずれも背面に拡張スロット×2を備えており、拡張スロットは10GbEポートまたはスタック接続として利用できる。価格(税抜)はM5300-52Gが54万円、M5300-28Gが38万円。

 M5300-28GF3は、光ケーブルを集約するためにSFP GBICスロットを24個搭載したL3フルマネージスイッチ。最大8台をスタックすれば、192本の光ケーブルを収容するコアスイッチとして利用できる。単体で利用する場合でも、10Gアップリンクを最大4ポートサポートする。価格(税抜)は54万円。

 L2+エッジスイッチであるM4100シリーズは、拡張性を抑えてコストを重視しながらも、M5300シリーズとまったく同じ管理機能を備えている。すなわち、L2機能をフルサポートするのに加え一部L3機能もサポートする。

 M4100-50G-POE+/M4100-26G-POEは、PoEに対応したフルギガビットスイッチ。M4100-50G-POE+は50ポートのうち48ポートが、M4100-26G-POEは26ポートのうち24ポートがPoE給電に対応している(M4100-50G-POE+はPoE+)。価格(税抜)はM4100-50G-POE+が29万円、M4100-26G-POEが16万円。

 M4100-D12Gは、1GbEを12ポートとSFPスロット(コンボ)を2個搭載した、デスクトップ型のマネージスイッチ。PoE+の受電ポートを備えており、給電機能を備えるスイッチと接続することで、電源のない場所にも設置できる(ACアダプタからも受電可能)。価格(税抜)は6万2000円。

 また今回、M5300シリーズの一部従来製品について価格改定を行い、2~9%の値下げを実施している。

カテゴリートップへ