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ネットプロモの成功のカギとは!? ウェブ担のお悩み解決! 第4回

告知してみてわかった ウェブ制作ツールBiNDの魅力

2014年09月25日 11時00分更新

文● 二瓶 朗

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2014年7月19~21日に開催された「世田谷カレーパンまつり」には、行列ができるほどのお客さんが集まった。

 2014年7月19~21日に開催された「世田谷カレーパンまつり」。大盛況に終わったこのイベントの集客には、FacebookやTwitter、そしてホームページ制作ソフト「BiND for WebLiFE」(以下「BiND」)が大きく貢献した。今回は、そんな世田谷カレーパンまつりのウェブプロモーション周りを担当した、ディレクター・佐藤琢也さん、ウェブデザイナー・須貝直義さんに話を聞いた。

他のサービスとの連携でより便利なサイトを作れる

── 先ほど、サイトは段階的に完成していったというお話がありましたが、具体的にはどういう感じですか?

佐藤 まずいちばん最初はFacebookとTwitterのアカウントを作って情報を出し始め、次にBiNDで1ページのティザーサイトを立ち上げました。その後は、企画から制作、すべて並行して進めていったので、順次決まり次第、情報をサイトに追加していきました。

須貝 「カレーパン学」「カレーパン市」といったセミナーの内容が次第に固まり、詳細情報を掲載していきました。また、そのチケットの販売方法を追加していくことになりました。

佐藤 はじめはイベント参加用のチケット販売もFacebookやTwitterだけで告知していたのですが、開催2~3週前になっても、想定より反響が弱かったので、スタッフ会議で「さてどうしよう」ということになったんですね。やはり、SNSでは情報の拡散はできても次にゴールとするアクション=チケットを買うという行動を起こすまでには至らない。情報の信頼性が重要なんです。ちょうどそのタイミングで、我々が手がけていたオフィシャルサイトがほぼ完成したので、ウェブサイトで改めて告知して、ウェブサイト上でチケット販売をしよう! と決めました。すると、チケットの売上が伸び始めたのです。

── BiNDのサイト上でチケット販売の仕組みを組み込むこともできるのですか?

須貝 簡単です。BiNDのカスタムタグ機能を使って、外部のチケット販売サービス「Peatix」で生成されるコードを埋め込むだけなので。一般的なHTMLを知っていれば誰でもできることかと思います。

佐藤 ほかにもイベントの公式応援ソングを作ってもらったので、そのYouTubeの動画を組み込んだりもしました。コンテンツができ上がり次第、さまざまな外部サービスと連携し容易にマッシュアップできるのもBiNDの利点でしょう。今回実際に作ってみて実感できました。しかも、外部サービスを利用していながら、今回で言うと「世田谷カレーパンまつり」全体のデザインテイストを崩すことなく、活かして仕上げることができるので、外部と連携してもサイトの統一感が失われずに、しっかりとブランディングできるのもいいと思います。

ウェブページに組み込まれたチケット販売サービス「Peatix」のウィジェット。外部のサービスと連携できるのもBiNDの利点。

チケット販売には「Peatix」を利用

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