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意欲的な開発姿勢を感じる、ストイックに進化した薄型ノート「KIRA V83」をじっくり検証 第2回

1.35kgの写真処理環境としては優秀

発色は折り紙付き! dynabook KIRA V83はヘヴィな処理もサクサクできる

2014年09月05日 09時00分更新

文● 林佑樹

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Ultrabookとしてはしっかりした性能

 まずdynabook KIRA V83/29Mのパフォーマンスだが、CPUはCore i5-4210U(1.70GHz)を搭載し、メモリーは8GBで、WQHDという環境からするとメモリー不足が不安になるが、実作業をしている限りではメモリ不足を感じることはなかった。

 ヘヴィな処理の場合、たとえばPhotshopで巨大な写真ファイルを調整するときは、メモリが足りないシーンも。カラーキャリブレーション済みで出荷しているのだから、メモリを増やせるオプションがほしいところだ。といっても、撮って出しのJPEG20枚を開いて、バッチ処理程度ならばサクサクとこなしてくれるため、1.35kgの写真処理環境としては優秀だ。

そういえば、デスクトップにはショートカットは一切なかった。「メーカーPC」のイメージからすると、けっこう意外(評価機だからかもしれないが)

 次にチェックしたのは、Windowsエクスペリエンスインデックスだ。スコアは5.3で、内蔵グラフィックスであるため、グラフィックスとゲーム用グラフィックスのスコアは低い。プロセッサとメモリのスコアはよく、普段使いはもちろんして、Offceアプリケーション程度ならばストレスになるような遅さに遭遇することは、とても少ないだろう。

Windowsエクスペリエンスインデックスの結果。Ultrabookとしてはしっかりしたスコア。よほど気合いの入ったクリエイティヴワークをしなければ、ストレスらしいストレスにはぶつからないだろう

(次ページ、「キーボードの入力感は抵抗なくスッと入力できる」に続く)

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