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「NEXTGEAR-NOTE i421」を徹底ゲームベンチ

G-Tune初のIGZOモデルでリアルなゲーム体験を

文●山口優

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最新のゲームも高解像度で快適に動作

　今回試用した「NEXTGEAR-NOTE i421PA1」は、CPUにCore i7-4910MQ（2.90GHz／最大3.90GHz）を採用し、グラフィックスにGeForce GTX 860M（GDDR5/2GB）を搭載したもの。そこで、いくつかベンチマークを実行して性能を測ってみることにした。まず、PCMARK 8 HOME ACCELERATEDでは、下図のようになった。

「PCMARK 8 HOME」のベンチマーク結果

PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0スコア
HOME Score3335
Test duration38min 21s
Web Browsing - JunglePin0.363s
Web Browsing - Amazonia0.15161s
Writing4.6s
Casual Gaming31fps
Video Chat v2 / Video Chat playback 1 v230fps
Video Chat v2 / Video Chat encoding v233ms
Advanced Photo Editing part 10.25474s

　同様に、3DMARKも試してみたところ、次のような結果になった。

3DMARK」のベンチマーク結果

3DMARKスコア
FIRE STRIKE3682
SKY DIVER11735
CLOUD GATE15905
ICE STORM78009

　また、「CrystalDiskMark」でストレージ性能を計測してみたところ、下図のようになった。mSATA-SSD2基でRAID 0を構築しているためか、非常に高速だ。

「CrystalDiskMark」のベンチマーク結果

　次に、フルHD以上の解像度に対応したゲーム系のベンチマークも試してみた。まず、「モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐」では、次のように最大の解像度でも十分快適に遊べる結果になった。

「モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐」の結果

モンスターハンター フロンティア ベンチマーク 大討伐ベンチマーク結果
解像度スコア
1280×720ドット15090
1920×1080ドット7810
2560×1440ドット4692

　「FINAL FANTASY XIV：A Realm Reboneベンチマーク　キャラクター編」では、次のような結果になった。最大解像度、最高品質でも「やや快適」の評価で、高精細なIGZO液晶の性能をフルに生かしてゲームを楽しめそうだ。

「FINAL FANTASY XIV：A Realm Reboneベンチマーク　キャラクター編」の結果

FINAL FANTASY XIV：A Realm Reboneベンチマーク　キャラクター編ベンチマーク結果
解像度／品質スコア評価
1280×720ドット／標準品質（ノートPC）18309非常に快適
1280×720ドット／高品質（ノートPC）13851非常に快適
1280×720ドット／最高品質10628非常に快適
1920×1080ドット／標準品質（ノートPC）11116非常に快適
1920×1080ドット／高品質（ノートPC）7732非常に快適
1920×1080ドット／最高品質5746とても快適
2560×1440ドット／標準品質（ノートPC）6858とても快適
2560×1440ドット／高品質（ノートPC）4677快適
2560×1440ドット／最高品質3468やや快適

　「バイオハザード6 PC版 ベンチマーク」は、画質を最高の設定にし、解像度のみ3段階に変更して実行した。その結果、次のように最大解像度の2560×1440ドットでも標準的な動作が見込める「B」の評価となった。

「バイオハザード6 PC版 ベンチマーク」の結果

バイオハザード6 PC版 ベンチマーク結果
解像度スコアRANK
1280×720ドット9423S（とても快適）
1920×1080ドット5507A（快適）
2560×1440ドット3472B（標準的）

　さすがに高性能なCPUとグラフィックスを積んでいるだけあり、最高画質でも十分楽しめるだけのパフォーマンスは実現しているようだ。

　なお、姉妹モデル「NEXTGEAR-NOTE i420PA1」解像度1920×1080ドット）でも同様のベンチマークは行なっている。2560×1440ドットの「NEXTGEAR-NOTE i421PA1」より良い結果が出るかと考えたのだ。だが、実際はいずれのスコアも似たような数値であり、解像度が高いくてもパフォーマンスはそうそう低下しない事がわかった。フルHDを超える解像度でゲームを楽しみたいなら迷いなく本機を選ぶべきだが、フルHDで十分であっても本機を選んで問題はないだろう。

IGZOでバッテリー駆動時間もアップ

バッテリーは底面に装着されており、取り外しが可能だ

　「NEXTGEAR-NOTE i421PA1」が搭載するIGZO液晶には、消費電力が一般的な液晶に比べて少ないという特徴がある。「NEXTGEAR-NOTE i420PA1」のカタログ値が約5.4時間であるのに対して、「NEXTGEAR-NOTE i421PA1」は約6.5時間（いずれもJEITA Ver2.0に基づく）となっている。

　本当に「NEXTGEAR-NOTE i421PA1」のバッテリーが6時間以上も保つのか、バッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って実際にどのくらい持つのかを計測してみた。なお、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている。

　その結果、電源プランで「省電力」を選び、画面の明るさを最小にした場合、「NEXTGEAR-NOTE i421PA1」のバッテリー稼働時間は6時間29分となった。ほぼカタログ値通りの、6時間を超える駆動が可能だったのだ。

　2機種のスペックはほぼ共通なので、駆動時間の差は液晶の消費電力が大きく影響していると考えられる。IGZO液晶の消費電力の少なさ証明された実証された結果と言えるだろう。

新しいゲーム体験を実現する高性能ノート

　高性能なCPUとグラフィックス、高解像度のディスプレーを備えた「NEXTGEAR-NOTE i421PA1」は、コンパクトながら非常に贅沢なスペックのゲーミングノートだ。高精細なIGZO液晶を採用した効果は大きく、最大解像度の2560×1440ドットでプレイするとゲーム画面がより緻密になり、キャラクターの立体感や場面の奥行きも増して見える。よりリアルなゲーム体験を味わってみたい人は、ぜひ一度試して新たな世界を冒険してみてほしい。

コンパクトながら高性能で、人気ゲームを思い切り楽しめる

マウスコンピューター／G-Tune

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