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「LIFEBOOK WU1/M(店頭モデル「LIFEBOOK UH90/M」)」ロードテスト 第4回

3Dオンラインゲームを遊んみたいという人に

3200×1800ドットUltrabook「LIFEBOOK UH90/M」でゲームも楽しむ (2/4)

2014年08月29日 09時00分更新

文● 高橋量

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Ultrabookとしては高めの3D性能

 まずは「LIFEBOOK WU1/M」の3D性能について見てみよう。購入時にパーツをカスタマイズできる「LIFEBOOK WU1/M」では、CPUとしてCore i7-4500U(1.8GHz)かCore i5-4200U(1.6GHz)を選択可能だ。グラフィックス機能については両CPUとも、内蔵のIntel HD Graphics 4400を利用する。外付けGPUよりはパワーは劣るものの、小規模~中規模クラスの3Dゲームなら問題なくプレーできる性能を持っている。

「GPU-Z」によるIntel HD Graphics 4400の詳細情報

 どちらのCPUも同じ内蔵GPUを搭載してはいるが、厳密に言うとCore i7-4500U内蔵GPUの最大動作周波数は1.1GHzで、Core i5-4200Uに比べて0.1GHz高い。だがGPUの性能差よりもCPUの基本性能の高さによって、パフォーマンスに差が出る可能性が高い。またメモリーやストレージの容量が大きいほど、総合的な性能が向上するだろう。

 3D性能を計測する「3DMark」を試してみたところ、DirectX 9相当の性能を計測する「Ice Storm」で「30968」とUltrabookとしてはやや高めの結果となった。国内で人気の3DオンラインゲームはDirectX 9の機能を使って作られていることが多いため、「Ice Storm」のスコアがひとつの指針となる。タイトルによって異なることもあるが、解像度や画質を調整すれば問題なくプレーできる性能だ。

試用機の「3DMark」ベンチマーク結果

 しかし、DirectX 10の性能を計測する「Cloud Gate」や「Sky Diver」、DirectX 11についてテストする「Fire Strike」については控えめな結果となった。海外で人気の大作系3DゲームはDirectX 10/11の高度な機能を使っていることが多いため、このスコアではプレーは厳しいと言える。DirectX 10のテストを行なう「3DMark Vantage」についてもCPUのスコアは高めだが、GPUのスコアが低いことから総合スコアが伸び悩んでいる。

試用機の「3DMark Vantage」ベンチマーク結果

富士通 FMV ESPRIMO UH


(次ページ「内蔵GPUでも3Dゲームを問題なく遊べる」へ続く)

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