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Google SSL(https)ランキングシグナル、将来は暗号化強度も考慮

2014年08月27日 15時51分更新

記事提供:SEMリサーチ

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米Google・John Mueller(ジョン・ミューラー氏)は先日 Hangout で開催した Google Webmaster Central office-hours において、将来的に SSL暗号化に対応したサイトの、暗号化強度のレベルを考慮する可能性があることを示唆した。

English Google Webmaster Central office-hours hangout

現状(2014年8月時点)、Google はウェブサイトが https または http のどちらでインデックスされているのかを基準として(非常に小さな)自然検索順位のブーストの有無を決定している。SSL証明書の鍵に用いる暗号強度は256bit もあれば (Googleが推奨する)2048bit まで多岐にわたるが、現状、その暗号強度はランキングシグナルで考慮されないため、SEOのみを目的としてSSLを導入するなら安価に済む暗号強度の低いSSLでも問題ないことになる。

しかし同氏は将来的に、暗号強度のレベル(※ おそらく同社推奨の2048bitが基準)で自然検索の順位上昇の有無を判断する可能性があることを示唆している。

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