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「Lenovo LI2821 Wide」で体験する、初めての4K撮影

GoProの4Kは楽しい! レノボディスプレーと一緒なら財布にも優しい

2014年09月05日 09時00分更新

文● コジマ/ASCII.jp編集部

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高輝度ノングレアタイプで映り込みも少ない

 Lenovo LI2821 Wideの液晶パネルはTN方式で、輝度は300cd/m2とディスプレーとしては高く、応答速度は5ms(最大輝度~中間まで)となっている。一般的にIPSやVA方式と比べて視野角が狭いTN方式の液晶パネルだが、本機は上下160度、左右170度を確保しており、色の反転やにじみが気になることはまずない。ノングレアタイプなので、外光や電灯などが映り込みにくいのもポイントだ。

上下は多少傾けてもほとんど気にならない

これぐらいの角度から見るとさすがに色の反転が出てしまうが、ここまで横からのぞき込むことはあまりないだろう

 さて、4Kディスプレーのメリットといえば、やはり高画質の映像を楽しめること。4Kコンテンツが増えてきているだけでなく、最近では「Galaxy S5」や「Xperia Z2」など、4K動画を撮れるスマートフォンが増えている。MHLに対応していることもあり、スマホで気軽に高画質を撮影し、すぐに楽しめるのはやはりうれしい(MHL経由では4K入力は不可)。

デュアルディスプレーより豊富な情報量を1画面で

 しかし、メリットは映像だけではない。1画面で高解像度というところにも注目したい。PCで作業する時を考えてみよう。4K解像度(3840×2160ドット)で出力できるので、ウインドウを同時にたくさん開く余裕が生まれる。

4K解像度ということで、Windows 8.1のModern UIに並んだ各種アイコン類もこんなにコンパクトに収まってしまう。

 デュアルディスプレーなどにしなくても、画面の一部で動画や資料を見ながら書類作成もしやすい。ただ、4K解像度で100%表示にすると、Windows 8のデスクトップ画面の場合、アイコンの幅も1cm以下の小ささになるので、ちょっと使いにくいと思う人もいるかもしれない。150%程度に拡大表示して使うのもいいだろう。画素密度は157ppiで、ウェブサイトの文字表示なども滑らかだった。試しに文章を入力したりウェブブラウジングに勤しんだりしてみたが、目が疲れたと感じることはなかった。

 たとえば、ノートPCを接続して、広い画面で作業したり、4K映像を楽しんだりということも可能だ。DisplayPort 1.2入力でないと30P入力となるが、60フレームの4K動画を編集するというわけでもない限り、不満を感じることはないはずだ。

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