このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

最新パーツ性能チェック 第164回

最強SSD「M5P」の神話復活か!?  PLEXTOR「M6 Pro」をチェック

2014年08月22日 22時30分更新

文● 藤田 忠

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

公称値通りの高いアクセス性能を発揮

 それでは実際にベンチマークを行なっていこう。テスト環境は、Intel「Core i7-4790K」、「Intel Z97 Express」チップセット搭載マザーボード、システム用SSDなどで構築し、ベンチマークは「CrystalDiskMark」と「ATTO Disk Benchmark」の2種類を行なっている。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-4790K」(4GHz/TB時4.4GHz)
マザーボード ASRok「Z97 Extreme4」(Intel Z97 Express)
メモリー PC3-12800 8GB×2
システムSSD CFD「CSSD-S6T256NHG5Q」(256GB)
テストSSD PLEXTOR「PX-256M6Pro」(256GB)
グラフィックス Intel HD Graphics 4600
電源ユニット Seasonic「SS-750KM」(750W/80PLUS GOLD)
OS Windows8.1 Pro(64ビット)

 なお、旬なSSDとの性能比較は、今回のベンチと同一環境で比較した「最速はどれだ? 売れ筋&注目SSDの転送速度を徹底比較」を参照してもらいたい。

「PX-256M6Pro」のドライブ情報。「CrystalDiskInfo」(左)と「TxBench」(右)。省電力機能「DEVSLP」にも対応している

 まずは「CrystalDiskMark」のテストデータ「デフォルト(ランダム)」と圧縮率の高い「All 0×00(0Fill)」、「All 0xFF(1Fill)」の3種類(1000MB)を実行。圧縮率の影響をチェックしたが、これは東芝製 NANDフラッシュとMarvell製コントローラーの鉄板コンビだけあって、まったく問題なし。

 アクセス速度もシーケンシャルリードで500MB/secオーバー、ライトで469MBsecと公称値に近い数値をだしている。ランダム(4K QD32)も爆速で、IOPS換算でリードが9万5000IOPS、ライトが最大8万7000IOPSになっている。

テスト容量1000MB時の「デフォルト(ランダム)」(左)、「All 0×00(0Fill)」(中央)、「All 0xFF(1Fill)」(右)

 テストデータ「デフォルト(ランダム)」は、1000MB以外のテスト容量(50MB/100MB/500MB/2000MB/4000MB)も計測したので参考にしてもらいたい。

「デフォルト(ランダム)」時のテスト容量違いの性能。50MB(左)、100MB(中央)、500MB(右)

「デフォルト(ランダム)」時のテスト容量違いの性能。2000MB(左)、4000MB(右)

 続いては「ATTO Disk Benchmark」を使って、シーケンシャルリード・ライトのピーク性能を確認していこう。

「ATTO Disk Benchmark」

 「ATTO Disk Benchmark」では、リードが公称値を超える結果を叩き出している。リード・ライトとも64~128KBでピーク性能に達しており、リードが551MB/sec、ライトが485MB/secと爆速。しかし、256KB~8192KBでは若干数値にブレがあり、残念ながら若干ピーク性能からダウンする傾向にあった。

最強、最速狙いはSamsung SSD 850 Proの登場を待つのが吉か!?

 急ぎ「CrystalDiskMark」、「ATTO Disk Benchmark」で「M6 Pro」の性能を見てきたが、残念なことに最速SSDと目されているSamsung「SSD 850 Pro」(512GBモデル)よりも、アクセス性能は下回る結果になっている。

Samsung「SSD 850 Pro」(512GBモデル)の「CrystalDiskMark」

Samsung「SSD 850 Pro」(512GBモデル)の「ATTO Disk Benchmark」

ただ、Samsung「SSD 850 Pro」シリーズは、発売が延び延びになっており、256GBモデルの北米価格は199.99ドルと、ほぼ2万円オーバー確実なので、価格性能比では3000円近く安い「M6 Pro」が勝っているといえるだろう。

2万を切りつつ、最速クラスの性能で高い耐久性、信頼性を期待できるPLEXTOR「M6 Pro」。今回はアクセス速度を向上させるキャッシング技術「PlexTurbo」の検証はしていないが、こちらの性能にも期待したいところだ

 SSD全体で見ると、コストパフォーマンス重視なら、必要十分なアクセス性能で手ごろな価格のCrucial「MX100」、2万を切りつつ、最速クラスの性能で高い耐久性、信頼性を期待できるPLEXTOR「M6 Pro」、そして最速、最強を目指すならSamsung「SSD 850 Pro」待ちといったところだろう。

【関連サイト】

【機材協力】

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事
ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中