低価格ながら完成度はピカイチ！8型Androidタブ「Venue 8」 第1回
本体デザインも魅力的
2万2980円の8型Androidタブ「Venue 8」は電子書籍リーダーに最適！ (3/3)
2014年08月19日 09時00分更新
8型ディスプレーは電子書籍にピッタリ
Kindleアプリで青空文庫を表示した様子。文字が大きくて読みやすい
「Venue 8」の解像度は1920×1200ドットのWUXGA。8型のAndroidタブレットにおいて、これだけ高解像度なのは珍しい。パネルはIPSで発色もよく、高精細な映像を楽しめるのが魅力だ。
IPSパネルを採用したディスプレーは発色に優れ、グラデーションの階調表現も上々だ
視野角も広く、斜めから見ても色合いがくすみづらい
7型よりもサイズが大きいだけあって電子書籍の文字が大きく、イラストが細部まで見やすい。また解像度も高いため、映像は非常に精細だ。試しに小説を表示してみたところ、一般的な文庫本よりも文字がやや大きめな印象を受けたが、とても快適に読むことができた。
解像度が1920×1200ドットと高めなので、文字のキザつきがなく精細だ
筆者は普段7型のタブレットを使っているが、コミックの読みやすさや迫力は断然8型のほうが上だ。解像度が高いため、小さなコマの細かい描写まで精細に表示される。雑誌も比較的読みやすく、7型で感じていた読みづらさはない。
8型で1920×1200ドットのディスプレーなら、繊細なタッチまでハッキリと映し出す（「ブラックジャックによろしく」 佐藤秀峰 漫画 on web（http://mangaonweb.com/）より）
見開き表示ではさすがに小さくなるが、なんとか読めるレベル（「ブラックジャックによろしく」 佐藤秀峰 漫画 on web（http://mangaonweb.com/）より）
雑誌の本文は問題なく読めるが、キャプションは少々厳しい
以上のように、8型の大きな画面と1920×1200ドットの高い解像度、そして発色に優れたIPSパネルを採用した「Venue 8」は、電子書籍を楽しむのにもピッタリなデバイスだ。7型では小さくて見づらいと感じていた人は、ぜひその快適さを試していただきたい。
8型タブレットとしての完成度はピカイチ
低価格タブレットのなかには携帯性や解像度がいまひとつの製品もあり、割り切って使うイメージが強かった。だが「Venue 8」は税込＆送料込で2万2980円という値段でありながら、各部の使い勝手が秀逸だ。ぜひその完成度の高さを体験してほしい。
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