マイクロシーケンサーでオシレーターをコントロール
次はマイクロシーケンサーをオシレーターにつないで、自動演奏(じどうえんそう)させてみよう。出ている信号は、キーボードのときと同じなんだ。
ただ、キーを人がおす代わりに、4つのつまみでせっていした、制御電圧が、じゅんばんにオシレーターへ送られているんだ。
なんかロボットみたいで、かっこいいよね。「speed」のつまみでテンポもかえられるよ。
エンベロープで音のじょうしょう(↑)と、かこう(↓)を
コントロールしてみよう
次のエンベロープは、ちょっとむずかしくなるよ。
(エンベロープのおさらいはここだよ)
このモジュールは「トリガーパルス」を受けて、制御電圧の上昇(じょうしょう)や、下降(かこう)を作るモジュールなんだ。ちょっとわかりにくいけど、音を出すと、なるほどなって思うよ。
キーボードの「trigger out」を、エンベロープの「trigger in」につなぐ。その時はこんな風に、さかさまになるけど、だれもおこらないから平気だよ。
そしてキーボードのキーをおしながら2つのツマミを回してみよう。
左のツマミ「attack」は、トリガーパルスを受けてから、制御電圧が上がり切るまでの時間をせっていするんだ。左に回し切ると、キーボードをおしたしゅんかんから、いちばん高い電圧が出る。右に回すにしたがって、キーボードをおしてから、ゆっくり電圧が上がり始めるようになるんだ。
そして右のツマミ「decay」は、トリガーパルスを受けてから、制御電圧が下がり切るまでの時間をせっていしているんだ。左に回し切ると、キーボードをおした、そのしゅんかんに、電圧が急に下がる。右に回していくにしたがって、ゆっくり下がるようになる。
これで音の高さや、音の大きさなんかに、時間てきなへんかをあたえるんだ。
(次ページでは、「オシレーターでオシレーターをコントロールしてみよう」)