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デキるカメラマンは撮ったその場でプリントアウト! 第1回

Wi-Fi搭載ガジェットでコスプレイヤーと仲良くなろう!【準備編】

2014年08月15日 17時00分更新

文● 伊藤 真広

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チェキ? それともフォトカード?

 国内で市販されているスマホ用のモバイルフォトプリンターは複数あるが、家電量販店でプリンター用紙を容易に入手できる機種は2つに絞られる。チェキのフィルムを使用する富士フイルム「スマホ de チェキ instax SHARE SP1」と、LG「Pocket Photo PD239」だ。

チェキのフィルムが使える
「スマホ de チェキ instax SHARE SP1」

 「スマホ de チェキ instax SHARE SP1」は、なんといってもインスタント写真として圧倒的なシェアを持ち、女性の利用者も多いチェキのフィルムを使用しているのが大きな特徴である。普及率も高いので家電量販店以外でも、カメラ屋や百貨店などでもフィルムを入手できる可能性が高い。

チェキのフィルムがそのまま使える「スマホ de チェキ instax SHARE SP1」。実売価格は1万6000円前後

フイルムは10枚パック2個入りで1500円前後

 端末との接続にはWi-Fiを使用し、電源はボタン電池の「CR2」を2本使用する。この電池を取り扱っている店舗の数は決して多いとは言えないので、大量にプリントする際には、予備の電池を用意しておくといいだろう。プリントには、iOS端末、Android端末とも「スマホ de チェキ」という専用アプリを使用する。

専用アプリ「スマホ de チェキ」には簡単な編集ツールやフォトフレームが用意されている

使用する電池のCR2は、入手しづらいので予備は常に持ち歩いたほうがいい

「スマホ de チェキ」(iOS)

「スマホ de チェキ」(Android)

OS:iOS
開発:FUJIFILM Corporation
価格:無料

光沢紙印刷で画質重視!
「Pocket Photo PD239」

 「Pocket Photo PD239」は、専用のフォトペーパーを使用するモバイルフォトプリンターで、「スマホ de チェキ instax SHARE SP1」と違い、枠がなく印刷サイズも大きめとなっている。端末との接続にはBluetoothを使用しているので、使用できる端末がWi-Fiモデルと比べると限られてしまうが、カメラとWi-Fi接続をしつつ、接続先を切り替えることなく印刷できる。

手のひらサイズの「Pocket Photo PD239」。実売価格は1万3000円前後

専用フォトペーパーは10枚パックが3つがセットで1500円前後

 また、Wi-Fi版の端末を使用している場合、Wi-Fiルーターなどでインターネット接続をしながらもプリント可能だ。電源は、専用のリチウムバッテリーを使用しており、充電はMicro USBケーブルで行なう。付属のACアダプターの仕様を見る限り、2.1A出力が可能なモバイルバッテリーでも充電できそうだ。

「Pocket Photo」には簡単な編集やフレームなどに加えて、QRコードの埋め込み機能を搭載している

 プリントには専用のアプリが必要で、iOS用が「Pocket Photo」、Android用が「LG ポケットフォト」という名前になっている。

「Pocket Photo」(iOS)

「LG ポケットフォト」(Android)

開発:LG Electronics
価格:無料

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