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今度こそあの頂へ! ミクGTプロジェクト7年目の正直 第15回

SUPER GT第5戦でミクZ4は暴風雨の中を4位完走!

2014年08月15日 17時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博、加藤公丸

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関係者インタビュー

安藝貴範代表

 まずはレースが無事に開催されてよかったです。観戦していた方も大変でしたね。レース展開も赤旗やSCも多かったけど、かなり熱かったです。とくにSC後の片岡選手はキメましたね。

 これまではドライのテストが多かったので、上位のライバルに比べてウェットのセッティングが詰めきれてなかったのが、今回の差だと思います。ピットインのタイミングは悪くなかったと思いますが、あと1~2周早かったら#86の前に出られたかもしれませんね。

 とにかく今回は#61と#11の速さが際立っていたので、次の鈴鹿ではなんとしてでも前に出たいです。とくに#61に2連勝されると厳しいですからね。


片山右京監督

 予選日にドライバーがセットアップに苦しんでいたので、それがベースのセットアップに影響しないかどうかという心配はありました。しかし、決勝レースではあの雨の中を無傷で走りきって4位というのは、やっぱ谷口選手も片岡選手もすごいなあと思いましたね。

 2人とも飄々としているので、よく知らない人はもっと上に行けたんじゃないかとか思ってしまうかもしれませんが、80kgのウェイトハンデを積んで、暴風雨の中をアクシデントなく、上位陣と変わらないタイムで走って、しかも4位で帰って来たというのは、とんでもないことですよ。

 ここ2戦がノーポイントで、SUGOなんか裏目裏目で悪い流れになっていたので、次の鈴鹿に向けて流れが変わっていくといいですね。


大橋逸夫ゼネラルマネージャー

 今日のレースは4位でしたが、強いて言えばピットインのタイミングはもうちょっと早くてもよかったかと思いましたが、#86のラップタイムが若干こちらより速かったのもあって、前を走っていてももしかしたら抜かれていたかもしれないし、#11のタイヤのマッチングが良かったということもあり、できることはすべてやった上での4位なので、今回はベストリザルトだったと思います。


谷口信輝選手

 台風が来ると言われていましたけど、フタをあけてみたらレースはできましたね。決勝では片岡選手が頑張ってくれて、6位でピットに帰ってきてくれた。その後、チームの判断でインターミディエートにタイヤを変更したけど、それがうまくハマッて。おかげでどんどん順位を上げられて、結果的に4位で帰ってこれたのはまあまあだったかなと思います。

 もっとバクチ的なことをしていれば3位はいけたかもしれないけど、そこはかなり判断が難しいところなので仕方ないですね。今回は90点くらいのレースができたんじゃないでしょうか。#11に先に行かれたのは悔しいですが、今回はあちらのほうが上手でしたね。まだまだ射程距離なので、4位で終われてよかったです。


片岡龍也選手

 最初に赤旗が出る前は、正直運任せで走ってた部分もあるので、コースアウトしなくてよかったなと。水が少ないウェットだったりドライが出てくるインターだったり、決して良いコンディションではなくて苦しい中でしたが、自分たちのやれることをやって4位でゴールできたというのはいい結果じゃないでしょうか。

 #11に関してはタイヤの問題もあると思いますが、それは逆のパターンもあるということだし、チャンピオンシップに関しては悲観していませんね。










(次ページでは、「レースクィーン特集!」)

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