日本マイクロソフトのエンタープライズソーシャルネットワーク「Yammer」が、日本においても広がりを見せ始めている。
Yammerは、フォーチュン500社のうち85%の企業が利用。全世界150ヵ国以上、23言語で活用され、800万人以上が利用している製品だ。
セキュアな環境で利用できる企業向けSNS
「Office 365」との統合も進み、さらに利便性が向上
米Yammerの共同設立者であり、CTOを務めるアダム・ピソーニ氏は、「今までとは違う働き方をしたい、あるいはコミュニケーションの障壁を解決したい、という理由で、Yammerを導入する企業が増加している」と語る。
Yammerは、2011年7月に米マイクロソフトが買収。それ以降、「Office 365」などとの統合が進み、利便性を向上。マイクロソフトのパートナーネットワークを通じて、さらに導入が加速しているところだ。
コンシューマユーザーが利用しているソーシャルメディアの仕組みを、セキュアな環境を活用しながら企業において実現するYammerは、「さらなるつながりを生むこと、障壁を取り除くこと、オフィスでのソーシャル性を高めることができるという3つの特徴がある」とする。

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