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ネットワーク経由で細かく制御してオフィスの節電を工夫

コンセント単位で節電できる「スマートマルチタップ」

2014年08月11日 17時53分更新

文● 行正和義

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スマートマルチタップ(スターターセット)

 ラトックシステムは8月7日、ネットワーク経由でコンセント単位の電力情報を取得・電源ON/OFF制御が行える企業向けのACコンセント「スマートマルチタップ」を発表、8月下旬より出荷する。

スマートマルチタップ(ベーシックセット)

 電源タップ型の8口ACコンセントユニット「SmaTap8」とコントロールBOX「SmaJoint」で構成され、コンセントごとの計測値(電流・電力・総電力量・消費電力)を取得、SmaJointの内蔵メモリに保存できるほか、別途サーバーに保存できる。

消費電力をグラフなどで確認できる

 サーバーに保存したデータはWindows用アプリケーションで管理、ブラウザーを用いた表示や、CSV形式などへの変換・グラフ表示などによって節電対策を分析が可能となる。

コンセントごとのON/OFF制御(左)のほか、タイマーによる設定も可能(右)

 サーバー側の操作でコンセント単位でのON/OFF制御のほか、タイマーを用いた通電時間の指定が行える。また、コンセントに通電した際や、一定の消費電力を超えた場合にアラームウィンドウやメールで通知する機能も持つ。

 アプリケーションの動作環境はWindows 8.1/8/7/Vista(32bit/64bit両対応、要NET Framework 4.0)。8口タップ×1の「スターターセット REX-SMT-E8R」が11万8800円、8口タップ×2の「ベーシックセット REX-SMT-E16R」が17万2800円。

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