デバイスやポートへの電力供給を細かく調整、標準状態から最大40%消費電力を削減できるというマザーボード「H97M ECO」がMSIから発売された。
電球並みの省電力を実現したという「ECO」シリーズに属するマザーボード。オリジナルユーティリティ「Eco Center Pro」を使い、デバイスやポートへの電力供給を細かく設定できる。それにより、不要な機能をすべてオフにすることで、パフォーマンスを維持したまま、標準状態から最大40%消費電力を削減できる。
そのほかにも、「ミリタリークラス4」準拠に対応する高品質コンポーネントと、「回路保護」「湿気保護」「高温保護」「静電気保護」「電磁干渉保護」の5つの保護機能で構成される「GURAD-PRO」を備え、高い耐久性を実現している。なお、「ECO」シリーズのマザーボードとして、B85チップセットを採用した「B85M ECO」がすでに発売済みだ。
主なスペックは、フォームファクターがMicro ATX。拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×1、PCI Express x1×2、PCI×1。メモリースロットはDDR3-DIMM×4(DDR3-1600/1333、最大32GB)。オンボードインターフェースとしてギガビットイーサネット、7.1chサウンド、SATA3.0×6、USB 3.0×4などを装備。I/O部には、グラフィック出力機能としてHDMI、DVI-D、D-subの3系統を備える。
価格はパソコンショップアークで1万480円、ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.で1万7780円となっている。