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極上ボディでスタミナ抜群、WQHD対応の13.3型モバイルノート「dynabook KIRA V63」を検証 第2回

普段使いには十分すぎる性能

13.3型「dynabook KIRA V63」はWQHDをフルに使えるスキのない構成

2014年08月15日 09時00分更新

文● 高橋量

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性能の高いものばかりを選んだスキのないパーツ構成

 dynabook KIRA V63はCPUとして、「Haswell Refresh」ことCore i5-4210Uを搭載している。2コア4スレッドで動作し、定格周波数は1.70GHz。ターボブースト時の最大周波数は2.70GHzだ。2014年夏モデルとして発売されたUltrabookや薄型ノートに使われることが多く、標準的なCPUであると言っていい。

タスクマネージャーの「パフォーマンス」によるCPUの動作状況。2コア4スレッドで動作していることがわかる

「CPU-Z」によるCPUの詳細情報

 グラフィックス機能としては、CPU内蔵のインテル HD グラフィックス 4400を利用する。外付けGPUと比べるとパワーはグッと落ちるが、小規模~中規模クラスの3Dゲームであれば解像度や画質を調整すれば問題なく遊べる性能だ。ゲームをプレーしないのであれば、特に気にする必要はない。

「GPU-Z」によるCPU内蔵GPUの詳細情報

 メモリーは8GBで、デュアルチャネルに対応。容量としては申し分なく、今後Windows 8.1(64bit)を長期間使い続けるには十分だと言える。なおメモリーの換装には対応していない。

メモリー容量は8GBで、エクスプローラーを開いた程度なら使用率は18%だった。複数のソフトを同時に開いても、比較的余裕があるのがうれしい

 ストレージには128GB SSDを採用している。試用機ではストレージの残り容量が51.1GBと少なかったが、日常的な作業中心なら問題ないだろう。ファイルサイズの大きい動画やデジタル一眼で撮影したRAW画像を保管するなら、別途外付けHDDを用意したほうがいい。よく使うファイルはクラウドストレージに保存するという手もある。

Cドライブには90.74GBが割り当てられている

Cドライブの空き容量は51.1GBだった。プリインストールソフトが多いため、ストレージ容量はあまり残っていない。だがこれ以上ソフトのインストールが必要ないと考えれば、十分なようにも思う

「CrystalDiskInfo」による内蔵ストレージの詳細情報。試用機では東芝製のmSATA SSD「THNSNJ128GMCT」が使われていた

 「インテル スマート・コネクト・テクノロジー」に対応している点も特徴だ。これはスリープ中でも定期的なメール更新をする機能で、一定時間が経過すると省電力モードでネットワークに接続して更新を確認し、確認が終わると自動的に接続が解除される。データの更新頻度は、標準収録のユーティリティーから設定可能だ。なお、常時接続で30秒ごとにデータを更新する「InstantGo」とは異なる点に注意すること。

専用ユーティリティーから、データ確認の頻度を設定可能


(次ページ「モバイルノートのなかでもトップクラスの性能」へ続く)

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