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APやコントローラーを月額レンタル、運用も代行「FENICSⅡ ビジネスWi-Fiサービス」

富士通、無線LAN導入を容易にする月額制クラウドサービス

2014年08月07日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 富士通は8月5日、企業向けの無線LAN構築/運用サービス「FENICSⅡ ビジネスWi-Fiサービス」の提供を開始した。無線LANアクセスポイント(AP)やAP管理サーバーを月額サービスとして提供、またAP管理基盤や認証基盤を富士通が運用することで、オフィスや店舗などでの無線LAN環境構築を容易にする。

 FENICSⅡ ビジネスWi-Fiサービスは、顧客拠点に設置されたAPと富士通クラウド上に構築されたAP管理基盤/認証基盤を利用して、無線LAN環境を構築/運用するサービス。富士通が集中管理し、APの設定から電波状態監視、トラブル原因の究明といった運用/保守も提供する。

FENICSⅡ ビジネスWi-Fiサービスの概要

 AP接続時の認証方式として、ID/パスワード認証だけでなくデバイス証明書認証にも対応している。これにより、第三者が持ち込んだ不正なデバイスや、許可されていないデバイスの社内接続を防ぐ。また、店舗などで来訪者向けにインターネット接続環境を提供する場合に、業務システム用のAPと共用で接続を許可することができる。

 サービス価格(税別)は、基本サービスが初期費用6万8500円、月額6万8000円。またAPレンタル/管理サービスが初期費用3万2000円、1台あたり月額3600円から。富士通では販売目標を「3年間で30億円」としている。

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