東芝「dynabook KIRA L93」の7スタイルを使いこなせ! 第3回
プロも利用する写真編集ソフト「Adobe Photoshop Lightroom 5」が付属
WQHDでCore i7の「dynabook KIRA L93」は写真編集にも活躍
2014年08月29日 09時00分更新
写真の加工には「Corel PaintShop Pro X5」が便利
Lightroom 5はRAW画像を美しく仕上げるためのソフトであるため、写真の印象を大きく変える効果はあまり用意されていない。一風変わった効果を使いたい場合は、「dynabook KIRA L93/W9M」にプリインストールされている「Corel PaintShop Pro X5」がおすすめだ。
写真の雰囲気を変える程度なら99種類の「インスタント効果」が便利だ。表示されたリストのからサムネイルをクリックするだけで、写真に効果を加えることができる。色合いを変えたりノイズや歪みを加えるなど、どれも手軽に操作できる点が魅力。
1枚のRAW画像から、印象的な色合いのHDR写真を作ることも可能だ。通常ではHDR写真を作成するために露出の異なる3枚の写真が必要だが、「Corel PaintShop Pro X5」のHDR機能を使うと1枚のRAW画像から必要な写真を自動で生成する。最適な露出に変換した上でホワイトバランスや色温度を変え、印象的な写真に仕上げることができる。白飛び/黒つぶれした写真の修正やインパクトのある写真に仕上げたいときに利用するといい。
またミニチュア写真風に加工する「選択フォーカス」機能もおもしろい。ぼかしの範囲や彩度を調整することで、チルトシフトレンズのような効果が得られるのだ。そのほかにも特殊な効果が豊富に用意されているので、いろいろ試してみるといいだろう。
外出先での写真の現像や加工に便利
13.3型の「dynabook KIRA L93/W9M」はコンパクトかつスリムで、持ち歩きにも適している。重量は約1.75kgとやや重いが、キーボード部分を取り外せば約1.35kgと比較的軽量だ。外出先で撮影した写真をその場で確認したり、旅行先のホテルでまとめて現像/編集するといった使い方に向いている。高解像度でパワフル、かつ持ち運びやすい「dynabook KIRA L93/W9M」は、写真をアクティブに楽しみたい人におすすめできる1台だ。
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